ユビキノンを含む食品・副作用とは？

ユビキノンを含む食品・副作用

ユビキノンは牛肉、豚肉、レバーに豊富に含まれます。イワシやサバなどの魚類、ほうれん草やブロッコリーなどの野菜にも含まれます。ユビキノンは脂溶性ビタミン様物質なので、油とともに摂取するほうが吸収率が高まります。ユビキノンが含まれる食材を調理をするときには、炒め物や、揚げ物などにするとよいでしょう。
またユビキノンには美肌作用が期待されるため、美容液やクリームなど化粧品に配合されていることも少なくありません。また、エネルギー生成と脂肪燃焼効果を持つことから、ダイエットや疲労回復が目的のサプリメントも販売されています。

元々体内にも存在しているユビキノンの副作用は特に報告されていませんが、過剰に摂り過ぎると腹痛や下痢などを起こすことがあるとされます。厚生労働省でも、ユビキノンの1日の摂取量は決めていませんが、60mgぐらいを摂るとよいとされています。
ビタミンA・Eやカテキンなど抗酸化作用がある成分を摂ると高い相乗効果が期待されます。またダイエット目的で摂取するのであれば、L-カルニチンと一緒に摂ることで、エネルギーの生成や脂肪燃焼効果が高まります。相互作用としてワルファリン(血液凝固阻止剤)とユビキノンを同時に摂取すると、その効果が減少する可能性があるので注意が必要です。