チロシンとはどんな成分?
チロシンはたんぱく質に含まれる非必須アミノ酸の一つで、人間の体の中では必須アミノ酸であるフェニルアラニンから合成されます。1846年にドイツの化学者リービッヒがチーズから発見しました。チロシンはギリシャ語で「チーズ」を表します。チロシンは脳を興奮させてストレスを緩和するアドレナリン、脳を緊張させて集中力を高めるノルアドレナリン(ノルエピネフリン)、脳を興奮させて快感や意欲を向上させるドーパミンなど神経細胞の興奮・抑制に関わる神経伝達物質の代謝を促進します。また、自立神経の調整をしたりする甲状腺ホルモン、髪の毛やしみの黒い色素メラニン、ノルアドレナリンを増加させるチラミンを作るはたらきもあります。
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