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タンニンとはどのような成分?

タンニンとはどんな成分?

タンニンは植物の葉、樹皮、小枝、根ななどに含まれるポリフェノールの一種です。タンニンは「tanning(皮をなめす)」から名づけられており、皮製品をなめして革にするのに使われています。タンニンは渋み成分であるため、その渋みみよって葉が動物や虫に食べられるのを防いでいるのです。渋柿や栗などに豊富に含まれますが、通常果実では熟していくと少なくなる成分です。
植物に含まれる部分により性質が違うので、現在のところ150種類以上のタンニンが存在すると言われます。タンニンを食べると渋みを感じるのは、口の中の粘膜のたんぱく質とタンニンが結合して変性するからです。この変成作用を「収斂(しゅうれん)」作用と呼びます。緑茶はタンニンの渋味を抑えてテアニンと言う甘味を引き出すため、光合成を避け、日光を遮って育てられます。

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サプリ編集部

サプリメントに含まれる有名な成分をサプリ編集部が詳しく紹介します。 食品成分に含まれるさまざまな健康効果を学び、普段の食事からバランス良く栄養を摂りつつ、 必要な場合はサプリメントも上手に取り入れることで、健やかな毎日を過ごしましょう。

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