ソルビトールとは?
◯カロリーも糖度も低めの甘味料として利用
ソルビトールとはブドウ糖(グルコース)から合成されてできる糖アルコールの一種で、甘味料などとして使われている食品添加物です。バラ科のナナカマド属の植物の果実に含まれ、この植物の学名「 Sorbus aucuparia L.」が、ソルビトールの語源となっています。
ソルビトールは砂糖と比べてカロリーが75%程度と低いため、ダイエット食品などによく使われています。ただし、砂糖と比べて甘さは60%程度しかないため、同じ甘さを感じるためには、砂糖よりも多く加える必要があります。
◯天然のソルビトールと人工のソルビトールの違い
ソルビトールには天然のものと人工的につくられたものがあります。天然のソルビトールはリンゴ、ナシ、桃、昆布などに含まれ、人工のものはトウモロコシやじゃがいもを加工してつくられています。天然のソルビトールは葉の光合成によりつくられ、一般的に完熟している証とされるリンゴの蜜の正体でもあります。
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