キヌアはどんな植物?
キヌアはヒユ科アカザ亜科アカザ属の植物で、トウモロコシ、キビ、アワ、ヒエなどと同じ雑穀です。南米が原産(地)で、アンデス山脈地方の高地で3~4千年前から栽培されています。インカ文明では神聖な作物として扱われ「穀物の母」と呼ばれていました。生産国はペルー、ボリビアなど少数でしたが、近年アメリカ、ヨーロッパでキヌアの評価が上がり、日本でも山梨県で栽培され始めました。
草丈は1~2m。栽培地によって、「高原型」、「塩地型」、「谷型」、「海岸型」の4種類に分けられます。涼しく雨の少ない土地でも育つのが特徴です。キヌアの穂には、赤、黄、紫、白などさまざまな色があり、房1つに直径2㎜の白い種が250~500個ほど実ります。種は食用になりますが、表面には植物毒であるサポニンが含まれます。
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