ケールと睡眠・免疫力の関係は？

ケールと睡眠・免疫力

ケールには睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンが含まれます。メラトニンは夜になると分泌が増えて入眠リズムを作ります。そのため不眠症の改善効果が期待される成分です。ビタミンCは細菌やウイルスが体内に増えると白血球を増やしたり、抗ウイルスたんぱく質のインターフェロンを活性化させたりして体の免疫力を高めるので、風邪や感染症の予防効果が期待できます。ケールには骨や歯を作り骨粗鬆症のリスクを減少させるカルシウムも豊富に含まれていて、ケール100g約220mgも含まれています。これは牛乳の2倍の量です。カルシウムはビタミンCとともにストレスを抑える効果があります。

ケールの食物繊維には、腸の活動を活性化して便秘を解消するはたらきがあります。糖質の吸収を遅くして血糖値の上昇を抑えるので糖尿病を予防します。また、悪玉コレステロールを吸着して便として排泄するため、動脈硬化を予防するといわれます。食物繊維は満腹感が得られる成分です。食べ過ぎを防ぐことができるので、ケールはダイエットをしている人にもおすすめの野菜です。