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グリコーゲンとはどのような成分?

グリコーゲンとはどのような成分?

グリコーゲンとは多数のブドウ糖が複雑につながった動物性の多糖類をいいます。グリコーゲンの働きは大きく分けて二つあります。
一つ目は「エネルギーの貯蔵庫として働き」です。
食事などで摂取された糖質は消化・吸収され、血液中に取り込まれます。取り込まれた糖質の一部は、すぐにエネルギー源として利用されますが、使われなかった残りはグリコーゲンに合成され、体内で蓄えられます。そして血液中の糖質が減少してくると、グリコーゲンが分解され糖質となります。
グリコーゲンが体内で蓄えられる場所は主に筋肉と肝臓です。グリコーゲンは脂肪などと比べると利用しやすい反面、貯蔵量は多くないので、一時的なエネルギー貯蔵の役割を担っています。

二つ目は「血糖値を調節する働き」です。
血液中の糖が減少し、血糖値が低下してくると、貯蔵されていたグリコーゲンが糖に分解され血液中に放出します。そのため血糖値を調節することができます。
グリコーゲンは運動を行う際のエネルギー源や空腹時の血糖維持に利用される、人間の活動に欠かせない存在なのです。

グリコーゲンとはどのような成分?

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サプリ編集部

サプリメントに含まれる有名な成分をサプリ編集部が詳しく紹介します。 食品成分に含まれるさまざまな健康効果を学び、普段の食事からバランス良く栄養を摂りつつ、 必要な場合はサプリメントも上手に取り入れることで、健やかな毎日を過ごしましょう。

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