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ニンニクの持つ成分って?

ニンニクの成分とは?

ニンニクの主な成分に、
・アリイン
・アリシン
・アリチアミン
・アリナーゼ
・メチルアリルトリスルフィド
などがあります。
「アリイン」は無味無臭の特殊なニンニクのアミノ酸で、すりおろしたりすることでニンニク中のアリナーゼと呼ばれる分解酵素が働き、にんにく独特の臭いである「アリシン」が生成されます。

「アリシン」は、ニンニクを切ったり、すりおろしたりすると発生する硫黄性化合物です。強力な抗菌・抗カビ作用があります。また、アリシンはビタミンB1と結びついて「アリチアミン」という物質にも変化します。アリチアミンは消化吸収されにくいとされるビタミンB1の吸収を高める働きをするため、ニンニクはビタミンB1を多く含む豚肉や大豆などと一緒に食べるとよいといわれています。

「アリナーゼ」は、生ニンニクに含まれる酵素です。ニンニクの細胞の中に存在し、細胞が壊されるとアリナーゼが働き、アリシンやニンニク油の主成分である「ジアリルジサンファイド」などの物質が生成されます。
「メチルアリルトリスルフィド」は、にんにくのスルフィド類の一つで、血小板の固まりを抑える作用があります。
そのほかニンニクにはビタミン、食物繊維、カリウムなどのミネラル類が多く含まれています。特にビタミンB6の含有量は、全食品の中で非常に多い部類に入るといわれています。

ニンニクの成分とは?

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サプリ編集部

サプリメントに含まれる有名な成分をサプリ編集部が詳しく紹介します。 食品成分に含まれるさまざまな健康効果を学び、普段の食事からバランス良く栄養を摂りつつ、 必要な場合はサプリメントも上手に取り入れることで、健やかな毎日を過ごしましょう。

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