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クエン酸の摂取で
考えられる副作用は?

クエン酸の副作用

クエン酸を含む食品はどれも体に良さそうな食材ばかりです。しかもクエン酸は、レモンやグレープフルーツ、梅などの自然に存在する食品に含まれる栄養成分ですから、クエン酸の摂取目安量やクエン酸による副作用は報告されていません。また、医薬品との相互作用による被害の報告もありません。梅干しであれば1日2~3粒の摂取で十分ですし、イチゴであれば5〜6粒で十分です。クエン酸と疲労回復の関係を体感したいのであれば1日5gを摂取すると良いでしょう。

しかし、サプリメントから摂取する際は、クエン酸の過剰摂取はなくとも、一緒に含まれている成分の過剰摂取による副作用や、普段の食生活の栄養バランスを崩す危険性もありますので、用法・用量を守って正しく服用しましょう。そして何より、普段の生活では主食、主菜、副菜、を中心にしたバランスのよい食事や適度な運動、疲れた体を休めるための十分な休養を取りましょう。

クエン酸の活用法

クエン酸はレモンや梅干に代表される酸味の成分ですが、私たちの身体によい影響をもたらすだけでなく、掃除にも役立つことが知られています。クエン酸は名前の通り、「酸性」で出来ています。そのため、アルカリ性の汚れを落とすのに最適とされています。それに加えて、身体に及ぼす害もないので、安心して掃除道具として使用できます。掃除に使う際のクエン酸の効用としては、手アカ・水アカ、アンモニア臭、衣類の黄ばみなどにオススメです。

  • 1中和作用アルカリ性が原因で出来る汚れに効果があり、消臭にも効果が期待されています。
  • 2溶解作用水中のカルシウムが凝固してできる、金属類にこびりついた頑固な汚れを溶かす作用があります。
  • 3洗浄作用水アカなどの汚れを落とす。
  • 4柔軟作用柔軟作用があり、衣類の黄ばみ防止になります。

このように、クエン酸は身近に存在する栄養素であるとともに、身体のメンテナンスから掃除に至るまで、私たちの生活の中で幅広く活用できる成分です。人によって、基礎代謝が気になる、疲れやすい、安心なもので掃除がしたいなど、悩みはそれぞれだと思います。それぞれの悩みに合わせてクエン酸を使いわけ、健康管理や生活の一部としてぜひ、クエン酸を取り入れてみてはいかがでしょう。

profile

渋谷DSクリニック 林博之院長

2005年にダイエット・部分痩せ専門クリニックとして渋谷DSクリニックを開院。 ダイエット専門医師としてダイエットにおけるあらゆる独自のノウハウを培ってきたパイオニア的存在。 ヒトが持つ本来の美しさを活かし、正しいダイエット方法を全ての人に伝える。的確なアドバイスが評判。

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