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- 人気の水素水を編集部が徹底比較!
芸能人やモデル、それにトップアスリートたちが愛飲しているということで、いま大人気の水素水。いろいろなメーカーやブランドから水素水が次々にリリースされていますが、その効果や選び方についてはあまり知られていないようです。そこで今回は編集部が水素水の効果や選び方について解説するだけでなく、人気の水素水の比較、水素水の意外な活用法などをレクチャーします!
水素水とは水のなかに水素分子(水素ガス)を溶け込ませた水のこと。その名の通り水素が多く含まれている水です。水素は体内に取り込まれると「悪玉活性酸素」と結びついて除去する作用があります。「活性酸素」という言葉は聞いたことがあると思いますが、実は活性酸素にも種類があります。そのなかでも反応(酸化)の強いものが「悪玉」と分類されているのです。反応の弱い「善玉活性酸素」は古くなった細胞を除去してくれるなど、体にとって嬉しい働きをしますが、悪玉活性酸素は反応が強すぎるため、たんぱく質や脂質を過剰に傷つけてしまいます。これが「体の錆」ともいわれ、活性酸素=老化のイメージを持たれている所以です。
美容や健康に興味がある方は「活性酸素を取り除くために抗酸化物質を摂ろう!」とすぐに思いつくと思います。例えばビタミンCやビタミンE、コエンザイムQ10やαリポ酸といった抗酸化物質や、野菜や果物に豊富に含まれるポリフェノール類やカロテノイドなどが「第七の栄養素、ファイトケミカル」として注目されていますし、確かにこれらの栄養素を積極的に補っている人たちはアンチエイジングができていて、見た目にも若々しい人が多い印象を持ちます。ただし、これらの抗酸化物質には悪玉と善玉を見分ける力がなく、過剰になると体にとって良い働きをする善玉活性酸素まで除去してしまうことが懸念されているのです。
水素水が優れているとされるのは、老化や病気の原因の一つとされる悪玉活性酸素を選択的に除去し、必要な善玉活性酸素は残してくれから、と説明されています。それゆえ水素は「究極の抗酸化物質」として注目されているのです。水素がなぜ他の抗酸化物質と異なり悪玉活性酸素だけを選択するのかは、いろいろな見地から研究や解説がなされていますが、簡潔に説明すると「水素は非常に安定した分子であるため、弱いエネルギーの善玉活性酸素とは結びつくことができず、一方強いエネルギーの悪玉活性酸素とのみ結びついてしまう」から。「水素が悪玉活性酸素を選んでいる」というよりは「悪玉活性酸素が水素とも結びつく強いエネルギーを持っている」と言い換えられるでしょう。
一方、水素以外の抗酸化物質は善玉であろうと悪玉であろうと結びつき、活性酸素を除去してしまうのです。これが水素とそれ以外の抗酸化物質の大きな違いといえます。しかも水素は活性酸素とはいえ酸素と結びつくことで水になります。水になれば人体にとってはまったくの無害です。 不要なものと結びついて水にしてくれる、というのが水素であり、その水素を豊富に含んだ水こそが「水素水」なのです。
- 疲労の原因は除去しきれない悪玉活性酸素だとも言われます。体内では過剰な活性酸素を除去する酵素が合成されていますが、その能力は加齢とともに低下するため人は年齢とともに疲労回復に時間がかかるようになります。水素水を補うことにより、悪玉活性酸素がスムーズに除去され、疲れにくくなった、疲労回復に役立ったと感じる人が多いようです
- シミやシワも悪玉活性酸素が原因とされます。そのため水素水を飲むことは内側からのケアになりますし、水素水をコットンに含ませパッティングするのも良いといわれます。水素水を肌に直接塗ることでメラニ
ン生成を抑制するという
報告もあります。
- 「老化の原因=悪玉活性酸素」といわれますから、水素水で悪玉活性酸素を除去することはエイジングケアに有効だとされます。いろいろなエイジングケアサプリメントなどがありますが、どれを選んでいいかわからない!という人は
一度水素水を試して
みると良いかもしれ
ません。
- 過剰な活性酸素は血液の粘度を高めてしまいますが、水素水を摂ることで血液の流れを促進することが期待されます。循環器系の悩みやむくみ、冷えといった血液の悩みがある方にも水素水は有効とされています。
- 水素水は水よりも体内にスムーズに吸収され、さらに水素の分子量は非常に小さいため、脳内でも活性酸素を取り除き、頭がすっきりすると期待されています。水素水は体の特定の部位や症状に良いということではなく、トータルでさまざまな効果の期待できる水だといえるでしょう。またどんな世代でも水素水を飲むことはできますが、特におすすめなのは
活性酸素濃度が高くなりがちな30代以降、またスポーツをしている人
などです。
水素水は飲んでもただの水ですし、味や香りがするわけではありません。しかし水素水が体に良いとされるメカニズムを知ってしまうと、飲んでみたくなるのではないでしょうか? そこで水素水を検索してみると……、なんと水素水にも種類がある!という新たな壁にぶつかります。それでは水素水にはどんな種類があるのかざっとご説明しましょう!
- 還元水素水・電解水素水・電解還元水……違いはあるの?
- 実はこれらの呼び名はメーカーが独自につけているもので、水素水に変わりはありません。水素水生成器があれば自宅でも作れますし、サーバーやスティックタイプもここに分類されます。
- 活性水素水
- 水素が悪玉活性酸素と結びつき水になることを「還元」といいますが、高い還元能力を持つとされる水素を活性水素と呼ぶようです。しかし活性水素は学術的効果も認められておらず、「活性水素水」についても諸説あり、これも呼び名だけのもので水素水と考えて良いというのが現状です。
- 高濃度水素水
- 水の中にどれだけの水素が溶け込んでいるかを表すのに「ppm」という単位が使用されます。水素は本来水に溶けにくい性質であるため、圧力をかけて水に溶け込ませて水素水が作られます。
圧力を高めれば高めるほど高濃度の水素水が作れますが、それが水の中に留まっていられるかというとそんなことはなく、常気圧になれば水素はたちまち空気中に抜け出します。そのため常気圧で保つことのできる水素濃度の限界は1.57ppmが限界とされています。高濃度であるかどうかより1ppm以上の水素水であるかどうかが選ぶ際の基準になります。ちなみに1ppmは1,000ppbです。
いざ水素水を買おうと思うと、その種類だけでなく形状が豊富であることに気づきます。水素水を選ぶにあたり形状はとても重要なのでしっかりチェックしておきましょう。
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アルミパウチ(パック)タイプ
アルミパウチ容器は水素が最も抜けにくいとされます。6ヶ月程度の長期保存もできますし、一度開封しても、パウチ内の空気をしっかり抜いてしっかり蓋をすれば水素の流出は極力抑えられるとされます(もちろん早めに飲み切るべきです)。実際多くの水素水がこのアルミパウチタイプであるのは、水素濃度を保つためなのです。
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サプリメントタイプ
水素濃度の測定が難しく、商品のなかには劣悪なものがある可能性があります。安全性や水素濃度が不透明である以上、水素をしっかり摂取したい人にとっては適した形状とはいえません。
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サーバータイプ
水素水の生成後すぐに飲めるので、とにかく水素水を常飲したい人にはおすすめです。また家族やペットにも水素水を利用したい、スキンケアなどにも利用したいと、とにかく使う量が多いという家族にも良いでしょう。ただしサーバーを購入するコストがかかります。
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スティックタイプ
水とマグネシウムの化学反応を利用して水素を発生させる商品が多いようですが、いずれも安定性にかけるとされます。水素濃度も正確な数値が測定できません。ただし持ち運びが楽という利点もあります。
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ペットボトルタイプ
ペットボトルタイプの水素水は水素がすぐ抜けるため水素が入っていない、という話しをよく聞きます。スポーツクラブや温浴施設で、水素水を入れる専用ボトルが販売されていることがあります。あれは水素が抜けにくい特殊な加工がされているようです。
水素水は無味無臭であるため、飲んでみても普通の水と変わりません。そのため「この水に本当に水素が入っているの?」と疑いたくなる気持ちが起こる場合も……。そこで「メチレンブルー」を使用して水素が入っているかどうかを調べることもできます。メチレンブルーは濃青色ですが、水素と反応すれば無色透明になります。さらに何滴垂らしたかで水素濃度もわかると、注目されています。
- 一日の疲れを取るのに半身浴が欠かせいないという女性は多いはず。しかし注意すべきは【脱水】です。半身浴は発汗を促すため、半身浴前には十分な水分補給をする必要がありますし、半身浴中もできれば水分を補いながらのほうが効果的です。もちろん半身浴後にも水分補給は不可欠。これらのタイミングで摂取する水を水素水に変えれば相乗効果が期待できます。
- 水素水が購入できたり、なかには水素水がサービスされる温浴施設が増えています。半身浴での相乗効果と似ていますが、やはりサウナや岩盤浴中は血液の粘度が上がっているため、血流を促進させるために水素水を取り入れるとより発汗が促されるようです。またサウナ中に水素水でフェイスパックをすれればスキンケアにもなりそうですよね。
- 体に良いスポーツですが、運動中は実は体内で大量の悪玉活性酸素が発生しています。そのため多くのスポーツ選手が水素水を愛飲しているのです。
スポーツ中やスポーツ前後に摂取することで活性酸素対策だけでなく、速やかな疲労回復につながるともいわれます。
- 残念ながらペットに水素水が有効かどうかはあまり症例がないようです。それでもペットの食欲が増した、元気になったという報告をしている人は少なくありません。動物も老化とともに活性酸素が過剰になりますので、人間と同じように動脈硬化や皮膚トラブルを起こしていることは十分考えられます。水素水でケアしてあげるのは悪いことではありません。ただし犬や猫はナトリウムが体内に溜まりやすいため、専用の水素水にするかミネラルが含まれていないものを選ぶべきだといわれます。