思い違いによる問題点とは?

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サプリメントが問題になりやすい理由

サプリメントが問題になりやすいのは、その形状が特異であるから。
錠剤カプセルのサプリメントでは薬のような摂取をしたり、
効果を期待させやすいのも仕方ありません。この問題をどう理解すればよいのでしょう。

その1 サプリメントと食品の最大の違い

「サプリメントに効果を期待するな」といわれれば、それなら「買わない、要らない」と思うのも普通でしょう。ご自身の食生活や生活習慣に自信があればそれで良いのです。しかしそうではない場合が多いことを自覚する必要があります。これは生活習慣病患者やメタボに悩む人が激増していることからも明らかです。そして何といわれようともサプリメントに効果を期待してしまう心情も理解できます。これはサプリメントの形状が医薬品に似ているからではないでしょうか。例えば食物繊維がたっぷり含まれる「バナナが便秘にいいらしい」と聞き、バナナを食べた結果、特に便秘の症状に変化が起こらなくてもそのバナナにクレームをつける人はほとんどいないはずです。

なぜならバナナには美味しさがあるからです。食品には栄養機能や生体調整機能だけでなく「おいしさ」が含まれています。しかしサプリメントにはこの食品の要素である「おいしさ」が含まれていません。トクホ商品はこの美味しさも追求した食品になっていますが、いわゆる健康食品やサプリメントにはこの「おいしさ」が含まれていないため、「補助」を目的にしていても、何の変化も起こらなければ文句をいいたくなるのです。

その2 補助の効果を感じるために

体に何の変化が起こらなくても摂取したそのサプリメントや健康食品が「補助になっているかどうか」を知るためには、1種類のサプリメントや健康食品を2週間〜1ヶ月程度は継続してみて自分の体調を観察してみる必要があります。なんだか調子がいいと感じるのであれば、それは相性が良いということになりますし、まったく何も変わらないということであれば無理に継続する必要はありません。 しかしサプリメントは食品ですから劇的な変化は望めませんし有り得ません。「なんとなく調子が良くなった」という程度で十分なのです。 サプリメントや健康食品の表示はわかりにくいため、より具体的にすることで消費者が選びやすいものにしようという動きもありますが、表示に左右される以前に、サプリメントはおいしくはないが食品であるということを私たち消費者が常に十分理解する必要があるのです。