健康補助食品の必要性とは？

私たちの体は私たちが毎日食べているものからできているので、食べている食品の内容や質が私たちの健康を左右するといっても過言ではありません。従って私たちは毎日の食事からさまざまな栄養素を過不足なく摂取することを心がけなければ健康を維持することができません。 もちろん一般的な食品や食材は非常に多種多様な成分から複雑に構成されています。例えば卵1個には約18種類以上の栄養素が含まれていて完全食品と呼ばれることもあります。しかしこの完全に近い卵にはビタミンCは含まれていません。しかも卵1個に限らず、各食品や食材それぞれに含まれる栄養素は微量です。

そのため「これだけを食べていれば健康になれる」という食品や食材は世の中には存在せず、バランスの取れた食事をするということは実は簡単なことではないのです。「日頃不足しがちな栄養素を補う」「いろいろな栄養素を偏りなく補う」「健康を維持する」ことを目的として一日3度の食事をすることは、細かく栄養計算をしていたとしても難しく、ましてや忙しい現代社会においては、外食や中食・コンビニ食の回数も増え、加工食品に溢れているため、簡単なことではないのです。

そこでサプリメントや健康食品が登場します。特に現代人は誰でもビタミンやミネラルといった微量栄養素が不足しがちです。一日3食を「主食＋主菜＋副菜」から成るバランスの取れた献立で楽しむことができれば心配いりませんが、忙しい現代人は、ラーメンやスパゲッティというカタカナメニューの１品料理だけで食事を済ませてしまうことも少なくないのではないでしょうか。もちろんサプリメントや健康食品ではなく一般食品からさまざまな栄養素を補うことが理想です。それでも忙しい現代人にとってサプリメントや健康食品を上手に利用することは賢い選択肢の一つといえるでしょう。 しかしサプリメントはあくまで「補助」にしか過ぎません。サプリメントだけで完全に健康になることはできないからです。私たち人間の体は、必要な栄養素を摂取するだけでなく、食べて咀嚼し、消化吸収を経て、排泄のプロセスまで十分に行われなければ健康が維持できないようになっているからです。もちろんここに「運動」と「休養」も加えられます。