自分に必要なサプリメントが見つかったからといって終わりではありません。
次にすることは商品選び。同じ成分のサプリメントでも
多数のメーカーがいろいろなパッケ−ジで商品化しています。
自分に足りない栄養素の目星がついたら、いよいよサプリメント選びです。分かりやすいケースは、目的の栄養素が単独で抽出・加工されている商品がある場合です。例えば、ビタミン類やミネラル類であれば、ダイレクトに栄養素そのものを補える商品がたくさんあります。まとめて複数の成分を摂取することができるマルチビタミン、マルチミネラルもありますし、ビタミンC、カルシウム、鉄などの単独の栄養素に絞って補う事も可能です。
他にも、プロテインや食物繊維(ファイバー)なども、そのものがサプリメントとして販売されているので、比較的選びやすいでしょう。 また、目的をはっきりと表記してくれているトクホ商品も選びやすいと思います。商品に含まれているどんな成分がどんな働きをしているかが明らかになっているため、自分に必要かどうかも照合できます。
少し選ぶのが難しくなってくるケースは、商品の原材料自体が体に良いと考えられている健康食品の部類です。例えば、ハーブ類、プロポリス、ローヤルゼリー、青汁、にんにくなど。数え上げてもキリがないほど、サプリメントになりうる素材が存在しています。こういった商品を選ぶメリットは、植物由来の素材であるなど、原材料が明確であり、様々な栄養素が豊富に含まれているため、体内で複合的に働いてくれる、という点です。ただ、結局どんな栄養成分が含まれているのか、分かりづらいという場合もあります。もちろん、きちんと含有栄養素項目をパッケージに細かく表記してくれている商品もありますから、そこを参考にすれば、自分に必要な栄養素がたくさん含まれているかを確認することができます。サプリ編集部による「編集部オススメサプリ」も参考にしてみてください。 いくつか摂取してみたい商品がピックアップできたら、最後は商品の信頼性を確認しましょう。信頼できるメーカーであるか、商品の製造過程を明らかにしているか、何かあった際の問合せ先が表記してあるか、妥当な価格設定かなどを吟味してみてください。サプリメントの安心・安全を評価する第三者機関もありますので、そういった機関の情報を参考にするのもよいでしょう。ここまでくれば、おのずと摂取してみようと思える商品が決まってくると思います。