- サプリメントの「サプリ」TOP
- 気になる症状
- シミの予防
- シミに良いとされる有効成分〜コスメ編〜
【シミに良いとされる有効成分〜コスメ編〜】
シミに良いとされる化粧品成分はいろいろありますが、ここでは厚生労働省が許可している成分を中心にご紹介。特に人気の8成分の効果のメカニズムや使用法などを解説します。ホワイトニングコスメ選びの参考に。
シミに良いとされているコスメ成分の主なものはいろいろありますが、厚生労働省が許可している成分としては「アルブチン、エラグ酸、カモミラET、コウジ酸、トラネキサム酸、ビタミンC誘導体、プラセンタエキス、ルシノール」などがあります。それぞれの特徴も見てみましょう。
アルブチン
メラニン色素の生成を抑制する成分で、厚生労働省は1989年に美白成分として承認しています。身近なところでは梨にも含まれている成分です。メラニンが黒くなるのはチロシナーゼという酵素が活性するためですが、アルブチンはこのチロシナーゼの活性を抑えることがわかっています。そのため黒くなる前のシミに効果的と言えるでしょう。あるいはすでにできているシミがそれ以上濃くならないようにすることにも役立ちます。
エラグ酸
ラズベリー、クランベリー、イチゴ、くるみなどに含まれる抗酸化物質(ポリフェノール)で、アルブチン同様、チロシナーゼの活性を抑える働きがあります。また肌への刺激が少ない成分なので敏感肌の人にも安心して使用できると人気です。しかしアルブチン同様できてしまったシミへのアプローチではなく、浴びてしまった紫外線対策、今あるシミを濃くしないための成分として考えておきましょう。
カモミラET
キク科の植物でありハーブティーや精油でも人気の高い「カモミール」から抽出した成分です。化粧品メーカーの花王が独自に開発した美白成分で、花王のホワイトニングコスメに含まれています。アルブチンやエラグ酸はチロシナーゼに対する効果が認められていますが、カモミラETはメラニンの生成を指示するエンドセリンという物質の方に働きかけ、エンドセリンの活性を抑制する働きをするというメカニズムでシミを予防します。他社がこの成分を使う場合はカミツレエキス、カモミールと表記されています。エンドセリンはすでにあるシミにも多く含まれているので、できてしまったシミにも期待される成分がカモミラETです。
コウジ酸
1988年に厚生労働省によって承認されたコウジ酸は、酒造りなどに使用される麹に含まれる麹菌を培養して作られています。こちらもメラニンを黒色化するチロシナーゼの働きを抑える成分で、アルブチン、エラグ酸とメカニズムは同じタイプです。
トラネキサム酸
こ医療現場ではよく使用されている成分で、身近なところでは口内炎治療にも使用されているのがトラネキサム酸です。トラネキサム酸はアミノ酸の一種で抗炎症、抗アレルギー、止血効果などがあるだけでなく、メラニンの生成を抑制する作用も報告されています。医薬品としても安全性が高いとされ副作用はほとんどないとされています。トラネキサム酸はシミの中でも肝斑に有効とされ、2ヶ月程度継続して内服すると肝斑が薄くなることが実感できるという声が多くあります。
ビタミンC誘導体
水溶性のビタミンCは肌に塗布しても浸透しにくいため、意味がないと言われてきました。そこで改良されて登場したのがビタミンC誘導体です。肌に浸透しやすく肌に入った後、ビタミンCに変換されます。ビタミンC誘導体が含まれた化粧品は「医薬部外品」扱いになります。シミの元になるメラニン色素の生成を抑制するだけでなく、コラーゲンの合成を促したり、ニキビなどの炎症を抑えたりする働きもあるため、シミだけでなく美肌目的全般に使用すると良い成分です。
プラセンタエキス
プラセンタもメラニンの生成を抑えるホワイトニング成分として知られますが、アルブチンやエラグ酸と同様、できてしまったシミを改善する働きは高くありません。しかし、肌のターンオーバーを促進させシミの元のメラニンも肌表面に押し上げられてくれば消えやすくなります。肌のターンオーバーを促進させる目的で使用するのにはとても良い成分と言えるでしょう。
ルシノール
大手化粧品メーカーのPOLAが開発した成分でメラニンの生成を抑制する働きを持つ成分です。アルブチン、エラグ酸同様、チロシナーゼの働きを抑制します。アルブチンやエラグ酸より肌への浸透が高いとも言われます。しかしできてしまったシミの除去より、やはり浴びてしまった紫外線の対策と捉えたほうが良い成分です。
他にもホワイトニングに有効とされる成分はいくつもあります。ハイドロキノン、レチノイン酸、リノール酸、4MSK、アスタキサンチンなどが知られます。ただしできてしまったシミを確実に薄くすると言われる成分はなく、どれも「メラニンの生成を抑えるもの」がほとんどです。根気よく丁寧なケアなくして成分の恩恵は得られません。まずはただしいスキンケアでターンオーバーを正常化させることや、不用意に紫外線を浴びることを避ける努力が大切です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【顔のシミをもっと知る】
【シミの種類と種類ごとの治療方法】
ここでは代表的な3つのシミについて原因とそれぞれに応じた治療方法をご紹介 […続きを読む]
【シミに良いとされる有効成分〜コスメ編〜】
シミに良いとされる化粧品成分はいろいろありますが、ここでは厚生労働省が許 […続きを読む]
【シミに良いとされる有効成分〜食事編〜】
シミに良いとされる成分は美肌成分と同じで「ビタミンACE(エース)」と呼ばれ […続きを読む]
【スキンケアでもシミが改善されることはある!】
コスメで漂白剤のようにできてしまったシミを薄くすることはできません。やはり肌を […続きを読む]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【顔のシミをもっと知る】
【シミの種類と種類ごとの治療方法】
ここでは代表的な3つのシミについて […続きを読む]
【シミに良いとされる有効成分〜コスメ編〜】
シミに良いとされる化粧品成分はいろ […続きを読む]
【シミに良いとされる有効成分〜食事編〜】
うシミに良いとされる成分は美肌成分と […続きを読む]
【スキンケアでもシミが改善されることはある!】
コスメで漂白剤のようにできてしまった […続きを読む]
-
-
あ行
- 亜鉛 青汁 アガリクス アサイー 麻の実 明日葉 アスタキサンチン アフリカマンゴノキ アミノ酸 アラキドン酸 アルギニン アルファリポ酸 アロエ アワビ EPA イソフラボン イチョウ葉 イミダゾールジペプチド イワシペプチド ウコン エキナセア エクオール エゾウコギ L-カルニチン オメガ3 オリーブ葉 オリゴ糖 オルニチン
か行
- 海藻 カカオフラバノール 柿渋エキス 核酸 カシス ガセリ菌 カテキン カボチャ カリウム カルシウム ガルシニア 甘草(カンゾウ)エキス キトサン ギムネマ キャッツクロー GABA 金針菜 クエン酸 クマザサ クラチャイダム グラブリジン グリシン クリルオイル グルコサミン グルコシルセラミド グルコポリサッカライド グルタミン クレアチン 黒酢 クロセチン 桑の葉 酵素 酵母 高麗人参 コエンザイムQ10 ココナッツ コミフォラムクル コラーゲン コンドロイチン
さ行
- サイリウム ザクロ サジー SAMe含有酵母 サラシア サンゴヤマブシタケ シークヮーサー ジオスゲニン シトルリン シャンピニオンエキス ショウガ シルク シルク(グリーンシルク、シルク粉末) 白インゲン豆 水溶性食物繊維 スクワレン(肝油) すっぽん スピルリナ 炭 スルフォラファン セサミン セラミド セリン セントジョーンズワート その他
た行
な行
は行
- ハネセンナ(キャンドルブッシュ) パルテノライド バレリアン BCAA ヒアルロン酸 ビオチン ピクノジェノール ビタミン ビタミンE ビタミンA ビタミンC ビタミンB群 ヒトデ ビフィズス菌 非変性Ⅱ型コラーゲン ヒマワリの種 ビルベリー プーアル茶 プエラリア・ミリフィカ フォルスコリ フコイダン(ガゴメ昆布) ブドウ ブドウ糖 プラズマローゲン プラセンタ ブラックジンジャー ブルーベリー プロテイン プロポリス βカロテン βクリプトキサンチン βグルカン
ま行
や行
ら行
- ラクトトリペプチド ラクトフェリン リコピン リジン リノレン酸 緑茶 ルテイン ルンブルクスルベルス レシチン レスベラトロール レッドクローバー レッドパームオイル ローズ ローズヒップ ローヤルゼリー
わ行
-