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【白髪のためのサプリメントはあるの?】
白髪に効果的とされる栄養素は幾つかあります。チロシン、フェニルアラニン、ヨードなどです。しかし髪の主成分となるたんぱく質が不足していれば他のものを摂取しても有効には働きません。白髪ができてしまっても諦める必要はなく、体調に問題はないか、頭皮が硬くなっていないか、毛髪にストレスがかかっていないか、などを観察してみましょう。その都度適切に対処すれば進行を食い止めることは十分可能です。
髪も体の一部ですので、体の内側から栄養を補うことで健康な状態に近づくことができます。栄養成分を食事やサプリメントから補い、バランスのよい食生活を送ることを心掛けましょう。
■白髪対策にサプリメントが良い理由
ストレスや生活環境、体内の健康状態などによって現れる白髪。その白髪は環境を改善することで良好になる可能性もありますが、食事やサプリメントなどで補わなければならない場合もあります。白髪対策が期待できる成分の中には、人間の体のなかでは生成できない成分もあるので、外からの摂取は必須です。成分によっては食事のみで十分に補える場合もありますが、食品だけでは難しい場合もあります。そんな時に活用したいのがサプリメントです。
成分をうまく補給するために、サプリメントを活用しながら対策をとっていきましょう。
■白髪に効くサプリメント成分まとめ
たんぱく質
人間の生命維持にも関わっているたんぱく質
人間の体の20%はたんぱく質でできています。これは人間の体の大半を締めている水分の次に多い比率です。たんぱく質は毛髪、臓器、筋肉、爪と体のさまざまな部分を構成しています。
人間のたんぱく質は20種類のアミノ酸でできており、組み合わせ次第で10万種類ものたんぱく質が存在。どのアミノ酸が欠けても体に異常が出てきてしまいます。
たんぱく質は生命の維持活動のために存在しているようなもの。そのため、維持活動とは関係が薄い毛髪と爪へのたんぱく質の供給は後回しにされてしまいます。毛髪や頭皮などに問題が出てきた場合は、たんぱく質、またはアミノ酸が不足しているともいえるのです。
20種類のアミノ酸のうち、9種類は必須アミノ酸と呼ばれています。それは体内で合成することができないため、食事から摂取しなければなりません。ほかの11種類のアミノ酸も、必要な栄養素が不足していれば合成が十分には行われないのです。
たんぱく質は牛乳やチーズなどの乳製品に多く含まれています。また、大豆食品もたんぱく質が多いので積極的に摂取したい食材の一つです。このほかにもたんぱく質はさまざまな食品に含まれています。
食品から摂取するのが比較的簡単な成分ですが、食事の時間が不規則だったり、乳製品や大豆食品が苦手だったりという方も多いはず。他の食品で補ってもよいのですが、効率よく摂取したいのであればサプリメントによる摂取という方法もあります。[※1]
亜鉛
亜鉛は細胞の新陳代謝に欠かせない成分
亜鉛はミネラルの一種で、細胞の新陳代謝に必要な300種類ほどの酵素を構成しています。亜鉛は毛髪や皮膚、血液、脳など、頻繁に新陳代謝を行っている細胞内に存在。細胞分裂やたんぱく質の合成、アルコールの分解等を行うのに必要な必須ミネラルです。
とくに新陳代謝と細胞分裂には大事な成分。亜鉛があるからこそ体は老化から守られているといっても良いでしょう。そのため、亜鉛が不足すると体のなかにさまざまなトラブルが起きてしまいます。
亜鉛を十分に摂取できないと、元気な毛髪に必要な毛母細胞が作られません。そのため毛髪の黒い部分に当たる色素細胞(メラノサイト)ができず、白髪を生み出してしまうのです。
加齢とともに細胞の生まれ変わるスピードが緩やかになっていきます。細胞の生まれ変わりが緩やかになるということは、白髪になる可能性が高くなるということ。十分な量の亜鉛を摂取し続けていれば、速度を速めることができるでしょう。
亜鉛が多く含まれている食品はカキやタコなどの魚介類。豚肉、牛肉、卵黄にも含まれています。普段の食事でも使われる食品にも亜鉛が含まれているので、白髪が気になる方は積極的に摂取しましょう。食事での摂取が難しい場合はサプリメントでの摂取もおすすめです。[※2]
ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE
活性酸素の除去に欠かせないビタミンA、C、E
ビタミンA、C、Eは体内の活性酸素を除去する働きを持っています。 活性酸素は、体内に存在する細菌を攻撃する免疫機能の一つです。人間の体内に必要な存在ですが、毒性が強いので増えすぎてしまうと今度は体のあらゆる部分を酸化させ、老化を早めてしまうといわれています。
見た目の年齢を気にする方、見た目年齢を低く見せるための取り組みを行っている方であれば一度は聞いたことがあるはずです。活性酸素は白髪の増加にもつながっているといえるでしょう。
活性酸素は人間が生活しているうえで、または成長過程にあるうえで必ず生まれてきてしまうもの。細菌を攻撃してくれる存在ではありますが、量によっては害のあるものとなるので、定期的に除去しなければなりません。その際に役立つのがビタミンA、C、Eの3つの栄養素です。
ビタミンAが豊富に含まれているのはレバー。とくに鳥と豚のレバーはビタミンAを多く含んでいます。卵黄、チーズにも含まれているので、普段の食事でも比較的摂りやすい栄養といえるでしょう。
ビタミンCは多くの食品に含まれています。フルーツはビタミンCがたっぷりで、加熱せずにそのまま食べられるのも魅力の一つ。キウイや柿、イチゴなどに多く含まれているので、デザートとして食べるのがおすすめです。
ビタミンEはアーモンドや落花生などのナッツ類、ひまわり油などに含まれています。一般的な食品スーパーではあまり見ません。たらこや明太子などにも含まれているので、摂取したい場合は魚介類から摂取すると良いでしょう。ビタミンA、C、Eはそれぞれ摂取できる食品が違います。一気に摂取するのが難しい場合は一度に摂取できるサプリメントの活用がおすすめです。[※3]
ビタミンB12
黒く健康な髪には欠かせないビタミンB12
ビタミンB12は、黒く健康な髪を作るために欠かせない働きをするので「美髪ビタミン」とも呼ばれています。髪が黒くなるには、メラニン色素の存在が欠かせません。
そのメラニン色素を作っているのが、メラノサイトと呼ばれる色素細胞です。その細胞の働きをビタミンB12が助けています。メラニン色素を増やして白髪対策をするためには、ビタミンB12も必要というわけです。
ビタミンB12が働く場所はメラノサイトだけではありません。年齢を重ねるにつれて体のあちこちでビタミンB12が必要になってきます。最近では過度なダイエットや食事制限などによって、若い年齢層でもビタミンB12が不足している方が増えているようです。さらに、肉は食べずに野菜のみを食べるベジタリアンの方もビタミンB12が不足している可能性があります。現在はどの年齢もビタミンB12が不足しているといえるでしょう。
ビタミンB12は牛、鳥、豚のレバーや青魚、煮干しなどの魚介類に多く含まれています。シジミ、アサリといった貝類もビタミンB12が豊富な食材です。とくにレバー類と貝類にはビタミンB12が豊富ですが、毎日の食卓に摂り入れるには手間がかかってしまいます。
熱に強いので調理しても壊れにくい成分ですが、食品で摂取しにくい場合はサプリメントも併用して必要量を補えるようにしましょう。[※3][※4]
葉酸
葉酸は髪以外にも体のさまざまな部分をサポート
葉酸は赤ちゃんの成長をサポートする大事な栄養素の一つです。ママさんになる方に積極的な摂取が推奨されている栄養素ですが、実は白髪にも関係しています。
葉酸は髪を黒くするためのメラニン色素をつくるメラノサイトを活性化。髪の色を保つのに役立っています。葉酸の力はそれだけではありません。メラノサイトの力を強くするため、血流を増やして、栄養が送り込みやすい状態にもしてくれます。これによって機能をより活性化させ、黒い髪を作り出す力をサポートしてくれるのです。
葉酸が不足すると白髪が増える原因となりえるほか、年齢を重ねることによる体の衰えにも歯止めがきかない状態に。葉酸は日々体のさまざまな部分で使われて消費していくので、毎日の生活の中でうまく摂り入れることが大事です。
食材で葉酸を摂取するのであれば海藻類、魚介類がおすすめ。レバーをはじめとする肉類、ブロッコリーのような緑黄色野菜にも含まれています。
葉酸に限らず栄養素は食材から摂取するのが基本ですが、ライフスタイルによっては毎日炊事をするのが大変な方もいることでしょう。その場合はできるだけ炊事や外食などで葉酸が豊富な食材を使った料理を摂るうえでのサプリメントの活用がおすすめです。[※5]
チロシン
チロシンは黒く健康な髪に欠かせない成分
チロシンは美容ドリンクやシャンプーなどに含まれているアミノ酸の仲間です。人間の髪の毛や肌などはたんぱく質からできています。そのたんぱく質のもととなっているのがアミノ酸です。髪がつくられるときは複数のアミノ酸が使われています。なかでもチロシンは、黒く健康的な髪を作るうえで欠かせないアミノ酸の一種です。
髪が黒く見えるのは、メラニン色素という色素が含まれているから。メラニン色素は、体内にあるチロシナーゼという酵素と、アミノ酸のチロシンが組み合わさることでできています。つまり、チロシンが不足してしまうとメラニン色素が作られず、白髪が増えてしまうということにつながるのです。
白髪はストレスによっても増えるといわれています。その理由にも関わっているのがチロシン。ストレスは自律神経を乱れさせるだけでなく、血流にも影響を与えます。
自律神経と血流の乱れが続くと、白髪ができやすい状態に。その状態を打破するためには、ストレスによって消費されてしまう脳内ホルモンのドーパミンを作るしかありません。
そのために必要なのがチロシンです。チロシンはドーパミンの分泌量を増やし、白髪が増える状態にブレーキをかけてくれます。
チロシンが豊富な食材は、チーズ。加工食品であるプロセスチーズにもチロシンは含まれていますが、加工前のナチュラルチーズがおすすめです。食事によってチロシンも摂取できますが、難しい、またはチーズが苦手という方はサプリメントも活用してみてください。[※4]
フェニルアラニン
フェニルアラニンは白髪対策に欠かせない必須アミノ酸
フェニルアラニンはチロシンと同じアミノ酸の仲間で、白髪対策には欠かせないアミノ酸といわれています。
フェニルアラニンは、体内に存在するフェニルアラニン水酸化酵素(フェニルアラニンヒドロキシラーゼ)と合わさることでチロシンに変化。髪の毛に黒色をつけるチロシンの原料となります。
アミノ酸は体内で合成できる「非必須アミノ酸」と、体内で合成できず、食事で補わなければならない「必須アミノ酸」の2種類があります。フェニルアラニンは必須アミノ酸なので、食事から定期的に摂取していかなければなりません。
フェニルアラニンはさまざまな食品から摂取できます。
多くの食品にはたんぱく質が含まれており、それを構成するアミノ酸のなかにフェニルアラニンが含まれているのです。そのため、たんぱく質が豊富な食品を摂取しておけば、不足することはほとんどありません。
フェニルアラニンが含まれている主な食品は肉類、魚介類、乳製品です。しかし、最近では野菜だけを食べるといったように、極端なダイエットを行っている方が増加。
偏った栄養だけを摂取する方も少なくありません。これにより、フェニルアラニンをはじめとするアミノ酸不足が指摘されています。
ダイエットをされている方で食事からフェニルアラニンが摂取しにくい場合は、サプリメントを摂り入れてみましょう。[※4]
ヨード
海藻類に多く含まれているヨード
ヨードは主に海藻類に含まれている栄養素です。人間の体内に入ると、細胞の成長を促し、新陳代謝を促進。髪を黒くするための動きをするメラノサイトの動きも助けてくれるため、白髪予防の力になってくれる栄養素であるといわれています。
髪の毛が白髪になってしまうのは、髪の毛を黒く染めているメラニン色素を作り出すメラノサイトの働きが弱ってしまうから。この働きにアプローチしてくれるのがヨードです。ヨードを食べるとメラノサイトの働きが活発になり、メラニン色素を多く作り出します。このような流れから、ヨードが白髪の改善に欠かせない働きをしていることがわかるでしょう。
ヨードは海藻類、とくにわかめに多く含まれています。わかめであれば、1日7gが推奨量。これはわかめが入ったスープや味噌汁などの汁物を毎日飲む程度で済む量です。これより多く摂取しても白髪へのアプローチ量は変わりません。反対に過剰摂取は健康を害する恐れがあるので、適度な量を心得ておきましょう。
しかし、ヨードのみですべての白髪が改善するわけではありません。さまざまな要因が重なって白髪になっているケースもあります。わかめの料理のみを摂取するのではなく、ほかの食品も併せて摂取し、栄養に偏りがないようにしましょう。他の栄養素を摂取しにくいという場合は、サプリメントの併用もおすすめです。[※6]
【参考文献】
- ※1白髪染め・カラートリートメントの総合サイト|Re:color(リカラ):その白髪、栄養不足が原因かも?白髪対策に欠かせない栄養素とは
- ※2白髪染め・カラートリートメントの総合サイト|:Re:color(リカラ)白髪が気になる人必見!!白髪の改善に亜鉛が効果を発揮するこれだけの理由
- ※3MatakuHair | マタクヘアー:40%改善 実際に白髪を減らした方法と効果的な栄養と食べ物
- ※4:Beauty Pocket「白髪の予防・改善は食事がカギ!白髪予防の栄養素6つとおすすめの食べ物」
- ※5mamee:白髪には葉酸が効果的!そのメカニズムと効果的な摂取方法は?
- ※6白髪の悩みに特化した改善サイト:白髪にはわかめが効果アリ!?食べて白髪は改善する?
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