花粉症の対策方法は？について解説します。病気の原因や症状、対策方法まで、健康づくりに役立つさまざまな情報など。

花粉症になっている人でも、症状を起こさない、あるいは軽くするために、花粉とできるだけ接触しないようにすべきで、そのためにできることは意外と多いのです。最近は花粉を避けるためのメガネやマスク、空気清浄機なども驚くべき進化を遂げています。そのような対策と体質改善を両方行うことで、治らないと言われている花粉症ですが気にならなくなったという人もいるのです。

＜自分でできる花粉症の対策は？＞

乳酸菌（ヨーグルトや納豆・味噌など）

花粉症の時期の対策の基本は、体に花粉が入ってこないようにすることです。そのために具体的には、
・花粉情報をチェックして外出は控えめに（晴れで気温が高い、前日が雨、風が強い日は特に注意）
・外出時はメガネやマスクなどで完全防備
・ウールなどは避け、なるべくツルツルした素材の服を着る
・外から帰ってきたら玄関でコートを脱いだり服を着替えたりする
・帰宅後はすぐに洗顔やうがいで花粉を洗い流す
などをまずは毎日の習慣にしましょう。

家の中でも、花粉の飛散が多いときはドアや窓をしっかりと閉めて、掃除もこまめに行います。花粉の時期は布団や洗濯物を外に干すのは極力やめて布団乾燥や浴室乾燥機を使い、ない場合は扇風機やサーキュレーターなどを活用するようにしましょう。リビングや寝室で空気清浄機や加湿器を使用することも花粉を抑えてくれます。

花粉症の時期は目や鼻に負担がかかりやすいため、専用の洗浄液で目や鼻を洗ったり、長時間のパソコンやスマートフォンの操作などで疲れさせないことも大切です。普段コンタクトを使用している人も、花粉が目に溜まって症状が悪化してしまうことがあるため、花粉の時期はなるべくメガネをした方がよいでしょう。

＜花粉症を予防する生活習慣＞

・睡眠不足を改善する

睡眠が足りていないと免疫バランスが崩れやすくなり、花粉症の症状を悪化させる原因になってしまいます。とはいっても花粉症の時期は鼻づまりなどで呼吸がしにくく、寝つきも悪くなりがちです。寝室では空気清浄機を使用する、寝る前にシャワーを浴びて髪や体についた花粉をしっかりと落とす、自分にあった清潔な寝具を使うなどをして、少しでも眠りやすくなるように工夫してみましょう。

ストレスが溜まると自律神経や免疫のバランスが崩れてしまいます。また、花粉症自体も大きなストレスになり、ストレスの悪循環に陥りがちです。ストレス解消におすすめなのは、ジムやプールなどの屋内の施設を利用してできる、ウォーキングや水泳などの適度な運動です。運動により体力を上げることも免疫力の改善につながります。

アルコールは血管を拡張させるため、鼻づまりや目の充血などの症状が起こりやすくなります。花粉が増える春先は、歓迎会やお花見でお酒を飲む機会が増える時期でもあるので、飲み過ぎには注意をしてください。どうしてもお酒を飲むのであれば、ポリフェノールが豊富に含まれる赤ワインがおすすめです。また、お酒のおつまみとして食べるものも唐揚げなどなどの高タンパク質、高脂肪のものは避けましょう。