クリスマスに食べたい
ヘルシーなおもてなしレシピ♡
街がクリスマスの装飾でキラキラと輝き出しました!
歩いているだけでも心が弾む時期になりましたね。今年のクリスマスはどのように過ごしますか?
美味しいお店で素敵なディナーを楽しむのも良いですが、気の合う友人知人、家族で集まって過ごす「ホームパーティ」もいいですよね!
時間を気にせずに楽しむことができて、最近はおうちクリスマスを楽しむ方も増えているとか。
今回はそんなおうちクリスマスを楽しむために役立つレシピやメニュー作りのコツをご紹介しちゃいます!
クリスマスメニューのポイントは
実は1つだけ!
ホームパーティをするのであれば、ちょっと手のこんだお料理でおもてなしをするか、あるいはポットラック(持ち寄り)パーティーであっても、周りと差のつく1品を持参したいですよね。
どんなお料理でも、心を込めて作るのが美味しさの一番の秘訣ですが、それをクリスマス風にするにはたった1つのポイントさえ守ればOKなんです。
たった1つのポイント!
それは「色味」を意識すること。
クリスマスのお料理というと、何だか凝ったものを準備しないと……という気持ちになりますが、「色味」を意識すると、簡単なお料理でもクリスマスらしさを演出できるのです。
◎クリスマスカラーの食材をチョイス
クリスマスカラーといえば、モミの木の「グリーン」やサンタさんの洋服である「赤」、雪を思わせる「白」ではないでしょうか。お料理を作るときもこの3食を意識することでクリスマスらしさがぐっと増します。
他にも周りと差がつく簡単なテクニックとして、次の2つがあります。
①味で差をつけたいならスパイスを使おう
スパイスといっても数え切れないほどの種類がありますが、粒マスタードやブラックペッパー、バジルやクミン、シナモンなど手軽に手に入るスパイスを効かせると料理のアクセントとなり、手間をかけたような仕上がりになります。
②見た目で差をつけたいなら、大きめの器に盛りつける
大人数のパーティーでも2人きりでの食事でも、1人分ずつ盛り付けるより、大皿に盛り付けて取り分けて、各自でとりわけるスタイルにすれば、見た目も華やかに仕上がり、会話も広がります。
では、上記でご紹介した3つのポイントをすべてクリアしたヘルシーレシピをご紹介しましょう。
ブロッコリーとカリフラワーのアンチョビ炒め
材料(2~3人分)
- ブロッコリー(小房に分けたもの)6房
- カリフラワー(小房に分けたもの)6房
- (A)アンチョビフィレ2枚
- (A)にんにく(みじん切り)3g
- (A)輪切り唐辛子適量
- (A)オリーブ油大さじ1/2
- 塩・黒こしょう少々
作り方
- ①ブロッコリーとカリフラワーは小房に分けておく。カリフラワーは酢水に5分ほどつける。アンチョビは包丁で細かく刻む。
- ②①のブロッコリーとカリフラワーを少しかために塩ゆでし、ざるにあげておく。
- ③フライパンに(A)を入れて弱火にかけ、にんにくがほんのり色づいてきたら②を入れて全体に絡ませる。
- ④塩・黒こしょうで味を整え、器に盛る。
ポイント
・ブロッコリーやカリフラワーは大き目の房でゆでた後、食べやすいサイズに切ることで水っぽくなりにくく、ポロポロと崩れにくくなります。
・カリフラワーは小房に分けた後、酢水に浸すことで変色しにくく綺麗な白色に仕上がります。
・アンチョビを使うことで適度な塩気や旨味がプラスされるため、味付けがとても簡単になります。
・にんにくは香りが出てからほんの少し色付くまで炒めることで生臭さがなくなり、口に残りにくくなります。
・スパイシーな仕上がりがお好みの方は黒こしょうを粗びきにして少し多めに振りかけるのがポイントです。
ブロッコリーの緑、カリフラワーの白、輪切り唐辛子の赤でクリスマスカラーも取り入れながらも野菜をたっぷりと食べられる簡単メニュー。
メインのローストビーフやローストチキンの付け合わせとしてもオススメです。
さらに、ブロッコリーには丈夫な骨作りに欠かせないビタミンKや免疫力UPに役立つβカロテンが含まれ、カリフラワーには美容のビタミンとしても有名なビタミンCやむくみ予防に役立つカリウムが含まれているので何かと忙しく体調を崩しやすいこの時期の体にも嬉しいメニュー。
こちらのメニュー以外にも、バジル、トマト、モッツアレラチーズを切って並べてオリーブオイルと塩をかけて頂くカプレーゼもクリスマスカラーで食卓がぐっと華やかになります。
管理栄養士・フードコーディネーター・薬膳インストラクター。ダイエット専門のサロンでの食事指導を経験後、料理人として3年間飲食店の厨房に立つ。現在は料理と器の相性を大切にし、美味しく、健康的な料理の開発や執筆に携わる。プロフィールを詳しく見る
今年のクリスマスは気の合う仲間や家族と一緒にのんびりおうちでパーティーを楽しんでくださいね♪