冬野菜と豆腐の
ホワイト麻婆
旬の食材やハーブを使った料理をご紹介します。緑黄色野菜だけでなく白色の野菜にも、免疫システムを活性化し免疫力をUPさせる効果があるとされ、近年注目されています。独特な風味や辛味が多く含まれ、身体をあたためる効果もあり、この時期にピッタリの食材です。脇役になりがちな白色野菜を、今年の冬は主役として大活用。白色パワーで寒い時期を乗り切りましょう。
肉の変わりに、白色の冬野菜ときのこを使った麻婆豆腐です。甜麺醤の代わりにみそを、豆板醤の代わりに赤唐辛子と五香粉を使用し辛味を調整。五香粉は、日本では「ごこうふん」、中国では「ウーシャンフェン」と発音します。材料の臭み消しや、香りづけに用いられる中国の代表的な香辛料です。五香粉の「五」は、香辛料の数(5種類)ではなく、「多い」や「数種類の」という意味を指しているといわれています。きのこと春雨を加えることで、お肉を使わなくても食べ応えがあり、ヘルシーなのでカロリーを気にする方にもおすすめです。
材料(2~3人分)
- 絹ごし豆腐150g
- かぶ中1個
- 白菜1枚
- ニラ10g
- えのき60g
- 緑豆春雨30g
- 長ネギ(白い部分)10cm位
- にんにく1片
- しょうが親指大
- 酒小さじ2
- オリーブオイル小さじ2
- 赤唐辛子(鷹のツメ)1~2本(辛さで調整)
- 【 A 】
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- 鶏ガラスープの素(無添加)大さじ1
- お湯250cc
- オリゴ糖大さじ1
- 麦みそ大さじ1
- オイスターソース小さじ2
- 醤油小さじ1
- 【 B 】
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- 葛大さじ1
- 水大さじ1
- 五香粉ふたつまみ
- クコの実適量
作り方
- 【 下準備 】
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- ・緑豆春雨とクコの実はお湯で戻す。春雨は約2cm位に切りクコの実は水気を切る。
- ・絹ごし豆腐は2cm位のさいの目切りにする。沸かした湯に塩を加え 2~3分塩ゆでをして水気を切る。
- ・かぶは、皮を剥き1~2cmの角切り、白菜は4~5cmの短冊切り、ニラは3cm位に、えのきはみじん切りにする。
- ・長ネギ、にんにく、しょうがは、みじん切りにする。
- ・赤唐辛子は半分に割り、中の種を取り除く。
- ・【A】の調味料を合わせる。
- ・【B】を合わせる。
- フライパンで熱したオリーブオイルに赤唐辛子を加え、辛味を油に移すように弱火でゆっくり炒める。
- 1)にみじん切りにした、長ネギ、にんにく、しょうがを加え香りが出るまで炒める。
- 2)にかぶと酒を加え炒め、表面が少し透明になったら白菜とえのきを加え炒める。
- 3)に【A】の調味料を加えひと煮立ちした後、下ごしらえをした豆腐、春雨を加え、よくからめる。
- 4)に【B】を加えとろみをつける。
- 5)にニラを加えサッと混ぜる。火を止めてから五香粉を加え混ぜ、クコの実を全体にまぶす。
ワンポイント
・春雨はやや固めにもどしましょう。でんぷん春雨でも使用できますが、緑豆の方が歯ごたえがあります。
・豆腐を塩ゆですることにより、豆腐の煮崩れを防ぎます。
・かぶの変わりに大根を使用しても美味しくいただけます。
・葛粉を加えたらとろみが出るまで強火で、とろみが出たら弱火にし、じっくりと火を入れましょう。
・五香粉は辛さをみながら加えましょう。香りを生かすため火を止めてから入れましょう。
北川 栄恵 SAKAE KITAGAWA
Herbal Forest代表 北川栄惠/日本ハーブ検定スクール校 Herbal Forest校代表/NPO法人日本ハーブ振興協会 PAH・PIH/DTWフラワーエッセンス インストラクター/ハーブブレンド・コーディネーター/ハーバル・カラーフード研究家/栄養士
オフィシャルサイトhttp://herbal-forest.p-kit.com/