癖になる一品!
さつまいものレモン煮
こんにちは!食欲の秋、真っ盛りの管理栄養士・磯村です。
先日はさつまいもの栄養についてお話しましたが、今回もそのパワーを皆様にも実感して頂きたく、さつまいもを使ったレシピをお教えします。
材料(2人分~)
- さつまいも1本(170g)
- 白ワイン20㏄
- 【 A 】
-
- はちみつ大さじ3
- みりん大さじ1
- 【 B 】
-
- レモン汁1/2個分
- レモンスライス1/2個分
- 塩小さじ1/3
- 薄口醤油小さじ1/2
作り方
- さつまいもは1cmの輪切りにする
- 1のさつまいもを鍋に入れ、白ワイン、ひたひたの水を入れて中火にかける
- 煮立ったら弱火にして5~6分火にかける
- Aを加えてさらに5分煮る
- Bを加えて2~3分火にかけたら完成
ワンポイント
強火で一気に火を通すと、火が通りすぎてしまい、さつまいもがボロボロになってしまいますので弱火~中火でゆっくりゆっくり煮てくださいね。
そして、余熱でも火は入っていくこともお忘れなく!
途中、竹串でさつまいものかたさをチェックしながら、加熱時間を調節しましょう!
コラム
さつまいもを加熱すると、甘さが増しますが、その秘密は「酵素」。
「β-アミラーゼ」という酵素がたくさん含まれ、加熱する過程(特に65~85℃の温度)で、さつまいもの甘みとなる麦芽糖を生成します。
そのため、電子レンジなどを使って短時間で調理してしまうと、β-アミラーゼが十分にはたらけず、甘みを引き出す事ができません。
さつまいもの持つ甘みを最大限に引き出す為、じっくりゆっくり加熱するようにしましょう。
さて今回ご紹介したさつまいものレモン煮は冷蔵庫で冷やしてもとてもおいしいので、常備菜としても便利♪
さつまいもの優しい甘みとレモンのさわやかさが癖になる一品ですので
この時期にぜひお試しくださいね。
管理栄養士・フードコーディネーター・薬膳インストラクター。ダイエット専門のサロンでの食事指導を経験後、料理人として3年間飲食店の厨房に立つ。現在は料理と器の相性を大切にし、美味しく、健康的な料理の開発や執筆に携わる。プロフィールを詳しく見る