サフラン風味の
シーフードコキール
生クリームで手軽に作れ、魚介のうまみがそのままソースになるコキールは冬のあたたかな定番料理です。サフランは寒い季節には血行を促進し、滋養強壮効果が期待できます。
その他、婦人科系全般を整え、心を穏やかにし、痛みを和らげるなど、アジア地域を中心に広く利用されてきました。スペインでは魚介との相性の良さから、パエリアに欠かせないスパイスとして利用されています。
今回はそんな寒い季節に強い味方となるコキールのレシピをご紹介。
材料
- サフラン1つまみ
- 水小さじ2
- 生クリーム200ml
- コンソメキューブ1/2個
- 白ワイン100ml
- ブラックタイガー中6尾
- ほたて貝柱4個
- ナツメグ少々
- オールスパイス少々
- 白コショウ少々
- パセリ1枝
- オリーブオイル小さじ2
作り方
- 貝柱は4等分、海老は背ワタを取り、殻と尾をはずして2等分しておく。
- サフランは分量の水に10分程度浸しておく。
- オリーブオイルで1)をさっと表面の色が変わる程度に炒めて、取り出しておく(スープはそのまま)。
- 3)と同じ鍋に白ワイン、生クリーム、コンソメ、サフラン(水ごと)、を加えて、魚介から出たスープとともに中火で少しとろみが出るまで煮詰める。
- 4)にみじん切りにしたパセリ、ナツメグ、オールスパイス、白コショウで味を調える。
- グラタン皿に貝柱とえびを盛りつけ、5)のソースを回しかけ、オーブントースターで焦げ目がつくまで温める(10分程度)。
ワンポイント
サフランの水溶性カロチノイド系色素のクロチン、そして香りの主要成分サフラナールも加水分解によって作り出されます。 油に触れる前に必ず水分に20分以上浸し、香りと彩を十分に引き出しましょう。 白身魚などお好みの魚介をご利用ください。
若林 葉子Yoko Wakabayashi
With Herbs Youko主宰 料理研究家 NPO法人日本ハーブ振興協会主席研究員
ハーバリスト、そしてハーブ料理研究家としても全国で講演、ボランティア活動などに携わる。健康的で美味しく、美しいレシピで数々のハーブのプロフェッショナルを育成。京都町屋でカフェシードをオープン。和とハーブのコラボレーションを実現した。
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