ビタミンB1で疲労回復!
ソーセージと大豆のトマト煮込み
今回ご紹介するのは、疲労回復効果のあるビタミンB1を含む豚肉、ビタミンやミネラルが豊富なトマト、‘畑のお肉’といわれるたんぱく質たっぷりの大豆を使用した、食べ応えのあるレシピです。夏の疲れが気になる方は、ぜひお試しください。
材料(2~3人分)
- ソーセージ☆約10個
- ニンニク1片
- マッシュルーム中8個
- 玉ねぎ中1個
- オリーブオイル小さじ2
- 水180cc
- 大豆の水煮100g
- トマトの水煮200g
- ブーケガルニ1個
- ケチャップ大さじ2
- 塩適量(味をみて調整)
- こしょう、粗糖少々
- 生クリームお好みで
- パセリ適量
- 【ソーセージの材料】
-
- 豚ひき肉200g
- 塩4g
- 氷水大さじ2
- ニンニク1片
- 玉ねぎ中1/2個
- 粗糖小さじ2/3
- セージ、タイム、マージョラム、こしょう少々
作り方
- まずはソーセージを作ります。冷えたボウルに、豚肉と塩、氷水を入れ、粘りが出るまで良く混ぜる。
- (1)に、すりおろしたニンニク、みじん切りにした玉ねぎ、粗糖、セージ、タイム、マージョラム、こしょうを加え良く混ぜる。
- ラップの中央に②を置き、ピッチリ包みボール状にする。
- 蒸し器で10分程蒸す。ソーセージが完成!
- 次に鍋にオリーブオイルを熱し、みじん切りにしたニンニク、玉ねぎ、マッシュルームを炒める。
- 玉ねぎが透明になったら、水、トマトの水煮、大豆の水煮、ブーケガルニを加え、アクを取りながら中火で10~15分程煮た後、ケチャップ、粗糖、塩、こしょうを加える。
- (6)にソーセージボールを肉汁ごと加え5~10分程煮込む。味が薄い場合は、塩で調整する。
- 器に盛り、生クリームを少量加え、パセリのみじん切りを散らし、完成。
ワンポイント
ソーセージを作る際は、温度が大切です。肉の温度が上がってしまうと、水と肉と脂肪の混ざりが上手くいきません。これを防ぐために、材料を混ぜるボウルを冷蔵庫で冷やす、豚ひき肉も使用直前まで、冷蔵庫で冷やす、水も氷水を使用することがポイントです。
水は、出来上がりの食感を良くするために用います (肉のみだと固くなってしまうため)。
ソーセージからの肉汁や塩分が旨味となるので、肉汁は捨てずにソースに加えましょう。
生クリームはお好みで。加えることで、味がマイルドに仕上がります。
栄養ポイント
今回ご紹介のレシピのメーンでもある、ソーセージには‘豚肉を香辛料で味付けしたもの’という意味があり、ソー(雌ブタ)とセージ(ハーブ)からついたといわれています。セージには抗酸化作用があるので、冷蔵や冷凍技術がなかった時代に、肉の防腐目的として使用されていました。セージには、肉の臭みを消したり、脂肪を分解する作用もあるので、肉料理にはおすすめのハーブです。なかでも豚肉との相性が良いといわれています。
セージを使ったソーセージ作りにチャレンジできるよう、今回はソーセージの作り方についてもご紹介しました。
ソーセージまで作るの?と思うと、結構大変そうな印象ですが、実は材料を混ぜ、ラップで包んで蒸すだけなので、意外に簡単に作れちゃいます。みなさんもぜひ、お試しくださいね。
北川 栄恵 SAKAE KITAGAWA
Herbal Forest代表 北川栄惠/日本ハーブ検定スクール校 Herbal Forest校代表/NPO法人日本ハーブ振興協会 PAH・PIH/DTWフラワーエッセンス インストラクター/ハーブブレンド・コーディネーター/ハーバル・カラーフード研究家/栄養士
オフィシャルサイトhttp://herbal-forest.p-kit.com/