ライスミルクの栄養・健康効果に迫る!

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ライスミルク
栄養・健康効果に迫る!

ライスミルクの栄養・健康効果に迫る!

牛乳の代替品としてよく聞かれるのが、大豆を原料とした「豆乳」やアーモンドを原料とした「アーモンドミルク」ではないでしょうか。しかし、最近話題を集めているのが「ライスミルク」です。日経トレンディにおける「2015年 ヒット予想ランキング」でも第4位に選ばれました。今回はそんなライスミルクについてご紹介します。

ライスミルクとは

その名の通り「お米(玄米)」を主原料として作られるドリンクです。お米から作られるため、色も白っぽく牛乳や豆乳のような見た目となっています。脂質が少ないことから、飲み口もさらっとしているのが特徴です。また、乳、大豆アレルギーの方やベジタリアンの方にも牛乳の代替品として親しまれています。

栄養と健康効果は?

ライスミルクの原料はお米ですので、主な栄養素は「炭水化物」になります。炭水化物は私たちが生きていくためには欠かせない、効率の良いエネルギー源です。朝は忙しくてなかなかゆっくりご飯を食べられない!なんて方も、ライスミルクとフレッシュな果物を組み合わせると、糖質やビタミン・ミネラルが簡単に補給できます。さらに、脂質が少なく、コレステロールも含みません。ダイエット中で脂肪を気にしている方にもオススメです。また、玄米を原料としているので、食物繊維も含んでいます。食物繊維は体内の余分な糖やナトリウム、コレステロールを排出する働きがありますので、美容と健康の両面をサポートする重要な成分です。食物繊維は不足しやすい栄養素の一つですので、飲み物で補えるのは手軽で良いですね。

びっくりするほど簡単!ライスミルクの作り方

 

 

ライスミルクは自宅でも簡単に作ることができます。

 

【材料】

玄米(炊いたもの) 40g

水 1カップ(200ml)

塩 ひとつまみ

 

【作り方】

材料を全てミキサーに入れて滑らかになるまで回すと出来上がりです。
お米ならではの優しい甘みがありますが、お好みではちみつやきび糖を加えてもOK!


使い方もいたってシンプル。そのまま飲むのはもちろんですが、パンケーキやフレンチトースト、スムージーやスープなどいつも牛乳や豆乳を使っているものをライスミルクに変えてみるのもオススメです。

著者プロフィール

磯村 優貴恵

管理栄養士・フードコーディネーター・薬膳インストラクター。ダイエット専門のサロンでの食事指導を経験後、料理人として3年間飲食店の厨房に立つ。現在は料理と器の相性を大切にし、美味しく、健康的な料理の開発や執筆に携わる。プロフィールを詳しく見る