美も手に入れる
鍋ダイエットの成功法
寒くなってくると出番が増えるのが「鍋」ではないでしょうか。
鍋を囲んでみんなで食べれば美味しさ倍増!
そんな心もカラダも温まる鍋ですが、食材の選び方次第でダイエットにもつながるのです。
今回はそんな鍋ダイエットのポイントについてご紹介しますね。
鍋料理がダイエットにつながるワケ
鍋のメリットはやはり「野菜をたくさん摂れること」です。
生の野菜を一度にたくさん食べるのは難しいのですが、煮込むことでカサが減り、たくさんの量が食べられます。
野菜には代謝UPに欠かせないビタミンやミネラルが含まれているだけでなく、腸内環境を整える食物繊維もたっぷり摂ることができデトックス効果にも期待できます。
成分で選ぶ!オススメ鍋食材
◆食物繊維
野菜やきのこ、海藻類にはデトックス効果が期待できる食物繊維が多く含まれています。また、白滝などのこんにゃくも低カロリーで食物繊維が多く、腹持ちが良い食材です。
◆ビタミン
ビタミンCは熱に弱い性質ですが、じゃが芋やさつま芋のビタミンCはでんぷんに守られているので、加熱しても壊れにくい特長があります。また緑黄色野菜に含まれるカロテンは免疫力UPに欠かせない栄養。ニラやネギ、にんじん、ほうれん草など色味の強い野菜はお鍋の見た目も華やかに仕上げてくれます。
◆ミネラル
貝類や海藻類など、海の幸には体の調子を整えるミネラルがたっぷり含まれています。牡蠣鍋やイワシを丸ごとすりつぶして作るつみれ鍋はミネラルの宝庫!
◆たんぱく質
体の土台となるたんぱく質をお鍋に加える際は、脂質の量に注意が必要です。とはいえ、たんぱく質は体を作る大切な栄養。お肉を選ぶ時は、赤身などの脂質の少ない部位を選びましょう。ちなみに魚貝類はアミノ酸が豊富で、脂質も少ないのでオススメです。
プラスワン食材で内側からポカポカになる!
生姜や唐辛子には血流を良くして体の内側から温める働きがあります。
お出汁と一緒に少量加えて体の巡りを良くすれば、ダイエット効果もUP♪
管理栄養士・フードコーディネーター・薬膳インストラクター。ダイエット専門のサロンでの食事指導を経験後、料理人として3年間飲食店の厨房に立つ。現在は料理と器の相性を大切にし、美味しく、健康的な料理の開発や執筆に携わる。プロフィールを詳しく見る
シメに雑炊を食べたい・・・という場合は、雑穀米などを加えて栄養価を高めることも忘れずに!
冬野菜がおいしくなるこの時期。
たっぷりのお野菜を楽しみつつ、上手においしくダイエットをしてみませんか。