七草粥の豆知識とアレンジレシピ

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「七草粥」
豆知識とアレンジレシピ

少し遅いごあいさつになってしまいましたが、新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、年明け早々、我が家にはインフルエンザが到来しました。
年末年始の忙しさで体が疲れていたところを見事にやられたのでしょう。
インフルエンザは家族を順番に襲い、最後の砦として生き残っていた私のところにも最終的にはやってきてしまいました。
でも、すぐにかからず粘れたのは、日ごろの食生活に多少気を配れているおかげかなぁと思ったりもして。
結局かかったので、自慢にはなりませんね(汗)
さて、そんなインフルエンザと戦うさなか、ちょうど役立ってくれたのが「七草粥」です。

七草それぞれの効果とは?

1月7日、その年一年間の無病息災を願って春の七草を入れて作るお粥。
厄払いの意味も込めて、私は毎年作って食べるようにしています。
実際、春の七草はそれぞれとても体に良いのです。

せり
ビタミンCが豊富。健胃、解熱、利尿作用、去痰
なずな
ビタミンAが豊富。健胃、解熱、利尿作用、眼精疲労解消
ごきょう
咳止め、去痰、扁桃腺予防
はこべら
利尿作用、消炎
ほとけのざ
健胃、解熱、食欲増進
すずな
ビタミン類やミネラル類が豊富。消化促進、解熱、咳止め、しもやけ解消
すずしろ
健胃、消化促進、解熱、咳止め、利尿作用、神経痛改善

七草それぞれの効能をずらりと並べてみると、本当に風邪の時や、年末年始で胃が弱っている時などに効果的であることがよく分かりますね。

七草粥を美味しくアレンジ

七草粥は青臭くてあまり好きではない!という方もいます。
確かに、葉物がたっぷりすぎると敬遠したくなるかもしれません。
そんな方は、葉の部分はなるべく細かくして、下ゆでした後でぱっとお粥に加え、お粥自体をあまりぐつぐつ煮込まないように気を付けてみてください。
更に、お粥に卵としらすを加えるのが私のお勧めレシピです。
しらすの塩気がきいているのと、卵がまろやかにしてくれるので、青臭さはほとんど気になりませんよ。
毎年1月7日は七草粥をお忘れなく!

著者プロフィール

磯村 優貴恵

立教大学コミュニティ福祉学部卒業後、大学院では臨床心理学を学ぶ。その後、臨床心理士となり教育現場でのスクールカウンセラーとしての活動や、 EAPにおける産業カウンセリングに従事。メディカルサプリメント指導士・食育指導士の資格を取得するなど、栄養指導の知識も有し、心身両面からのメンタルサポートをモットーに活動中。