「うるつやヘアー」は
食べて作る
夏終わりに近づくと気になるのが髪の毛のパサつき。
あれ、こんなにパサパサしてたかな?
髪の毛の色が抜けてきたかな?
実はこれ、紫外線をたくさん浴びることで受けたダメージなのです。
傷んだ髪の毛を補修するには、シャンプーやコンディショナーを変えるだけでは少し足りない感があります。
大切なのは髪の根本から修復すること、そして体の内側からのケア。
今回は意外と知られていない髪の毛におすすめの栄養についてお話します。
髪の毛のためにとりたい栄養
髪の毛のほとんどは何種類ものアミノ酸が集まって出来た「ケラチン」というたんぱく質から出来ています。
つまり、髪の毛を元気にする為には質の良いたんぱく質が欠かせないのです。
たんぱく質と一口に言っても、大豆(納豆、豆腐、油揚げなどの加工食品も含む)や肉、魚、卵など食材は様々。
それぞれに含まれているアミノ酸が違うので、出来るだけ多くの食材からたんぱく質を摂るようにしましょう。
さらに、たんぱく質を体の中で効率よく代謝する為の栄養素、ビタミンB6の摂取も必要です。
ビタミンB6は青魚や豆類に多く含まれていますので、これらをしっかり摂ることで自然とまかなうことが出来ます。
髪の毛といえば「海藻」と言われるように、この食材もミネラルが豊富ですので、積極的にとりましょう。
逆に髪の毛によくない栄養とは?
髪の毛は、体の中のミネラルを反映する器官ですので、簡単に言うと「ミネラル不足」の食事をしていると、髪の毛の状態はよくなりません。
そのため、食品として加工される段階でビタミンやミネラルを壊されているものはあまりオススメできません。
インスタント食品やレトルト食品、チルド食品など、多くの処理を経て出来るものがそれにあたります。
管理栄養士・フードコーディネーター・薬膳インストラクター。ダイエット専門のサロンでの食事指導を経験後、料理人として3年間飲食店の厨房に立つ。現在は料理と器の相性を大切にし、美味しく、健康的な料理の開発や執筆に携わる。プロフィールを詳しく見る
いかがでしたか?
髪の毛は私たちの日々の食生活の鏡と言う事ですね。
食生活を少し見直すことで、うるつやヘアーを作りましょう!
ちなみに髪の毛ってどんな役割??
髪の毛は、私たちの体の血液中の成分を映し出す排泄期間です。
つまり、体の中のミネラルに関する議事録のようなものなのです。
髪質が変わった、という方は、もしかしたら食生活の変化が大きく変わったことが原因なのかもしれませんね。