ホットスムージーで
体の中からポカポカ美人!
健康のためにグリーンスムージーを取り入れている方も多い中、最近は気温が下がってきたこともあって「冷たくて飲めない・・・」という声も多く聞かれるようになってきました。
そこで今回は、「カラダを冷やすのはよくない」でも「カラダに良いものは取り入れたい・・・」そんな願いをどちらも叶えてくれる話題の「ホットスムージー」について解説します。
ホットスムージーってなに?
ホットスムージーとはその名の通り、温かいスムージーです。
グリーンスムージーはフレッシュな野菜や果物をベースとした冷たいスムージーでしたが、ホットスムージーは「温める」という工程が加わるため、濃厚なスープなども作ることができます。
寒い季節に冷たい飲み物はちょっと・・・という方にはオススメのドリンクです。
寒い季節はグリーンスムージーではダメなの?
私たちの体は体温に近い36度前後で様々な活動が活発になります(たとえば、消化酵素や代謝に必要な酵素、胃腸の働きなど)。
しかし、ただでさえ体が冷えやすい季節に冷たい飲み物をたくさん飲んでしまうと、体の内側から冷えて代謝が低下しやすくなってしまうようです。
また寒い時期だけでなく、夏でも冷房で体が冷えやすい方は、ホットスムージーで体を温めることを意識すると良いでしょう。
ホットで健康美人になる!?
ホットスムージーは温かい飲み物ですので、物理的に体を温める効果があります。
寒い季節は血液の循環が滞りやすくなりますので、お肌のくすみや顔色がさえない・・・なんてことも。
しかし、きちんと体を温めることで血液のめぐりを整えて生き生きとした顔色をキープすることができます。
オススメ食材:にんじん、りんご、かぼちゃなど色の濃い野菜や果物
ホットでダイエットにつながる!?
ホットスムージーの良いところは、グリーンスムージーで取り入れることが難しかった根菜をたっぷり取り入れられること。
根菜には腸内環境を整えてくれる食物繊維がたっぷり含まれていますので、デトックスやダイエットにもオススメです。
火を通した根菜と豆乳やスープストックを合わせるだけで濃厚なホットスムージーが簡単に作れます。
オススメ食材:れんこん、ごぼう、ねぎ、にんじん
管理栄養士・フードコーディネーター・薬膳インストラクター。ダイエット専門のサロンでの食事指導を経験後、料理人として3年間飲食店の厨房に立つ。現在は料理と器の相性を大切にし、美味しく、健康的な料理の開発や執筆に携わる。プロフィールを詳しく見る
そのほかにも、豆乳やヨーグルトは全体をマイルドに、生姜やシナモンは体を温めてくれる食材としてオススメです。お好きな食材を使って、ぜひオリジナルのホットスムージーを作ってみてはいかがでしょうか。