夏の「冷え」にご注意!!
皆さんは夏をどのように過ごされていますか?
夏休みの方は生活のリズムが狂いやすい時期。
不規則な生活は体調不良の原因にもなりますので注意しましょう!
今日は体の不調の原因となる「冷え」についてお話します。
夏は気温の高さから冷えとは無関係な気がしますが、実は隠れ冷え性の可能性が大!
早速冷えチェックをしてみましょう!
冷えチェック
次の項目の中から当てはまるものがあるか、チェックしてみましょう。
□運動が嫌い、または運動不足である
□1日中冷たい飲み物ばかり飲んでいる
□コーヒーや緑茶などカフェインを含む飲み物を1日3杯以上飲む
□アイスやカキ氷をよく食べる
□冷房の効いた部屋と外を行き来することが多い
□お風呂はシャワーで済ませる
□食事は生野菜だけ、ビールと冷奴だけなど簡単に済ませている
□むくみやすい
□睡眠時間が短い
□便秘または下痢など腸の様子が不安定である
当てはまるものはありましたか?
1つでも当てはまるものがあれば、冷えを予防する必要があります!
冷えの原因と対策のポイントを次に説明します。
冷えの原因と対策・運動編
体が冷えている状態が続くと、血流が滞りやすくなり、お肌の調子が悪くなる、代謝が落ちるなどといったことにつながります。
また、女性は男性に比べて筋肉量が少なく脂肪が多いので、冷えやすいカラダだといえます。
暑いとなかなか体を動かすのが難しいかもしれませんが、いまより少しカラダを動かすことを意識して、筋力UPや血流UPを目指しましょう!
朝夕の過ごしやすい時間に歩くのも良いですが、なかなか・・・という方は、エスカレーターではなく階段を使う、少し遠くのスーパーに買い物に行くなど、日常生活に少しプラスできることから始めてみるといいかもしれません。
移動中やパソコンの前に座っている時に正しい姿勢をキープするだけでも体幹を使うのでこちらもオススメです。
冷えの原因と対策・食事編
カラダの冷えを中から改善するのに重要なのが「食事」です。
薬膳の考え方では、食べものを「体を冷やすもの」と「体を温めるもの」に分け、
体を冷やすものには、生野菜や冷奴などの冷たいものだったり、
体を温めるには生姜やにんにくなどのスパイス系、納豆などの発酵食品、蓮根や人参などの根菜類とされています。
冷え対策にはスパイスたっぷりの手作りカレーや生姜を利かせた炒め物などがオススメです。
上記以外にも、規則正しい生活を心掛けてきちんと睡眠をとることも体のリズムを崩さない秘訣です。
管理栄養士・フードコーディネーター・薬膳インストラクター。ダイエット専門のサロンでの食事指導を経験後、料理人として3年間飲食店の厨房に立つ。現在は料理と器の相性を大切にし、美味しく、健康的な料理の開発や執筆に携わる。プロフィールを詳しく見る
まだ夏は続きますが、冷えないカラダを目指してがんばりましょう!