美人を作る？
フルーツビネガーのススメ
こんにちは。管理栄養士の磯村です。
暑い日と肌寒い日が交互にやってくるこの時期はなんだか「もやもや」しがちではありませんか？
今回はそんな「もやもや」を解決するためにオススメの「フルーツビネガー」についてご紹介します。
フルーツビネガーって？
その名の通り、果物とお酢を合わせたもの。そのままでは酸味が強くて飲めないお酢ですが、果物とお砂糖を加えることでお酢がまろやかになり、スイーツのようになるため「デザートビネガー」とも呼ばれているんですよ。
基本の材料は「果物：砂糖：お酢＝1：1：1」の割合。
作り方も簡単で、熱湯消毒した瓶に材料を入れて1日1回ほど混ぜて1週間ほど常温に置くだけ！
その後は冷蔵庫で保管しましょう。
飲むときは水や炭酸水で薄めて飲みます。
続けるといいことたくさん！
お酢には疲労回復に役立つクエン酸や代謝UPに役立つアミノ酸が含まれています。
代謝が上がると、効率の良いダイエットができたり、お肌ハリや血色も良くなったりします。また、果物には種類によって美容に嬉しいビタミンCやポリフェノールが含まれています。
このように、ダイエットや美容に良いフルーツ酢ですが、すぐに飽きてしまうかも……と不安に思う方も多いのではないでしょうか。
そんな方でもしっかり長続きするポイントは次の3つ！
- 果物を変える
- 果物は季節によって変えましょう。 旬の果物にはその季節に必要な栄養素が詰まっています。
- お酢の種類を変える
- ひとくちに「お酢」といっても種類は様々。 りんご酢はむくみ予防に役立つカリウムが含まれ、さっぱりとした仕上がりに。 葡萄を使ったワインビネガーやバルサミコ酢は赤と白で色味を楽しむことはもちろん、コクもあるのでしっかりとした飲み口になります。 とくに赤色のものは抗酸化作用のあるポリフェノールが多く含まれます。
- 砂糖の種類を変える
- 上白糖などの精製された白い砂糖はすっきりとした仕上がりに。 また、果物の色をそのまま楽しみたいときは白いお砂糖がオススメです。きび糖はミネラルも含まれているので上白糖よりまろやかな仕上がりに。黒糖は精製度が低いのでよりコクのある仕上がりになります。
このほかにもヨーグルトや牛乳に混ぜる、野菜ジュースで割る、オイルと合わせてドレッシングにするなど使い道は様々です！ お気に入りの組み合わせや使い方を見つけるのもフルーツ酢の楽しみでもあります。
摂り入れるときに注意しておきたいこと
カラダに嬉しいフルーツビネガーですが、飲み方には注意が必要です。
お酢は刺激が強いので、空腹時に飲むと胃腸が荒れてキリキリと痛む原因となります。
飲むタイミングは食事中もしくは食後にしましょう。
管理栄養士・フードコーディネーター・薬膳インストラクター。ダイエット専門のサロンでの食事指導を経験後、料理人として3年間飲食店の厨房に立つ。現在は料理と器の相性を大切にし、美味しく、健康的な料理の開発や執筆に携わる。プロフィールを詳しく見る
美味しくてヘルシーなフルーツ酢を毎日の生活の上手に取り入れて、
心もカラダもスッキリさせてみてはいかがでしょう♪