夏野菜で夏バテ防止1
“きゅうり”
今年は平年より早い梅雨明けで、猛暑日が続いていますね。
こう暑い日が続くと、夏バテ、熱中症など、体の不調が心配です。
しっかり栄養と水分を摂って、今年の夏を元気に乗り切れる体作りを今から心がけたいものです。
そんな時、ぜひたくさん食べてもらいたいのが「夏野菜」。
夏野菜には、この暑い時期に起こりがちな体の不調（脱水、夏バテ、紫外線によるダメージなど）を防ぐための栄養素がしっかりたっぷり含まれています。
今回は、数ある夏野菜の中から「きゅうり」についてまとめてみました。
知られざるきゅうりパワーとは
きゅうりには栄養素がたっぷり含まれているわけではないのですが、あつ～い夏を乗り切るために活用できるパワーがたくさん備わっています！
- 水分補給
- きゅうりは95%以上が水分ですから、脱水症状の予防におすすめです。
また、カリウムが豊富なので、体の中の過剰な塩分や老廃物を排泄したり、血圧を下げてくれる効果も期待できます。
- 体の熱を冷ます
- きゅうりに含まれる水分には特有の成分がふくまれていて、体内の余分な熱を冷ましてくれる効果があります。
- 日焼け肌のケア
- きゅうりには炎症作用があるので、夏の日焼けした肌の火照りをおさめる効果があります。
きゅうりを縦に薄く切って、そのまま日焼けした肌にピタッと貼り付けておくだけでOK。
乾燥したら新しいものに取り換えて、ほてりがおさまるまで繰り返しましょう。
- あせもケア
- きゅうりをすりおろした汁を、あせもの部分に塗ってあげると、治りが早まるという民間療法が言い伝えられています。
ただ、万能ではないようなので、患部の様子を見ながら試してみてください。
- 選び方
- 緑の色が濃くて、押した時に固くハリがあるものがおススメ。
表面のとげが固いのは鮮度の目安になります。ボツボツと固くしっかりしたとげのあるものを選ぶとGOOD！
立教大学コミュニティ福祉学部卒業後、大学院では臨床心理学を学ぶ。その後、臨床心理士となり教育現場でのスクールカウンセラーとしての活動や、 EAPにおける産業カウンセリングに従事。メディカルサプリメント指導士・食育指導士の資格を取得するなど、栄養指導の知識も有し、心身両面からのメンタルサポートをモットーに活動中。
夏野菜でもあるきゅうり。最近スーパーでも通年を通して売られていますが、夏に旬を迎える野菜には夏ならではの体の悩みを解消するパワーがつまっているといわれています。みなさんも、今が旬のきゅうりを食べて、元気をチャージしてみませんか。