梅雨時期のモヤモヤをクエン酸で解消!?

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梅雨時期のモヤモヤを
クエン酸で解消!?

こんにちは!
今年は例年に比べて少し早めに梅雨入りがやってきましたね。
ジメジメ、ムシムシ・・・なんだか体がだるい気持ちもぱっとしない・・・。
そんな時こそ、旬のものを食べて元気をチャージしましょう!
6月というと、食中毒などのニュースも出始めて、あまり旬の食べ物の話が出てこないように思いますが、ちゃんとあります、旬の食べ物・・・それは「梅」。
5月の終わりから青梅が徐々に出始め、7月頃には完熟梅が出回ります。
梅の食べ方の代表選手といえば、やはり梅干しではないでしょうか。
その他にも、梅といえば梅シロップ、梅ジャム、梅酒などもありますよね。
砂糖や塩、アルコールなどと一緒に保存食として使われることが多い梅ですが、あの「酸っぱい!」という感覚でもある「クエン酸」には素晴らしいパワーが秘められているのです。
クエン酸の働きは次の通りです。

クエン酸の働き

代謝をスムーズに!
私たちの体は、食事から取り込んだ栄養素を体の中で決まった回路をたどって様々な物質に変化させながら、エネルギーを作り出しています。
その回路の途中に必要とされている物質の一つが「クエン酸」。
そのため、クエン酸が体内で不足すると、エネルギー代謝がうまくいかずに「疲れやすい」「疲れが取れない」「代謝が悪い」といった状況に陥るのです。
皆さんも「酸っぱいものを食べたら元気になった!」という経験はありませんか?
「酸っぱいもの」の種類にもよりますが、これはエネルギー源である糖質とエネルギー代謝をスムーズにするクエン酸の両方が補給されたからということになります。
キレート結合
ミネラルを酸化させない、キレート結合という働を持つクエン酸。
キレート結合によってカルシウムや鉄分といったミネラルの吸収を良くしたり、血液をキレイにしたりする働きもあるといわれています。

さらに、梅にはむくみ予防に役立つカリウムやデトックス効果が期待できる食物繊維も含まれています。
まさに体調を整えたい時にぴったりの食べ物の代表でもある梅。
なんとなく、モヤモヤっとするこの季節に、
今が旬の「梅」でスッキリ元気を目指してみませんか。

著者プロフィール

磯村 優貴恵

管理栄養士・フードコーディネーター・薬膳インストラクター。ダイエット専門のサロンでの食事指導を経験後、料理人として3年間飲食店の厨房に立つ。現在は料理と器の相性を大切にし、美味しく、健康的な料理の開発や執筆に携わる。プロフィールを詳しく見る