栄養たっぷり「春キャベツ」の美味しい食べ方

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栄養たっぷり
「春キャベツ」

朝晩の日を長く感じる今日この頃。
だんだんと日中の暖かい陽気も増え、春の訪れを感じますね。
この時期は、スーパーの野菜売り場を見るだけでも、季節の変わり目を感じます。
冬場は少々高めのお値段だった野菜が、春になって収穫時期を迎えると値段が下がってくるのです。
その代表の野菜は「キャベツ」です。
春キャベツがお手頃価格でスーパーの店頭に並びだすと、春がきたなぁと実感します。
キャベツは春と秋の収穫が基本ですが、現在では高原野菜として夏でも収穫が可能ですし、一年中手に入る野菜ではありますが、春が旬の春キャベツは生で食べるのに最もおいしい時期だと言われています。
甘みがあり、みずみずしいのが特徴です。
実際、先日購入した新鮮な春キャベツの千切りを食卓に出すと、2歳になった我が子が目の色を変えてむさぼるように食べていたのには驚きました。
味覚が敏感な子どもには、旬野菜は何よりもおいしく感じるのでしょうか。

ビタミンが豊富な春キャベツ

新鮮な春キャベツにはビタミンCやビタミンUが豊富です。色の濃い緑黄色野菜であればビタミン類が豊富というのもうなずけますが、淡色野菜でこれほどビタミンがたっぷり含まれているのはまれです。特に、ビタミンUは他の野菜にはあまり含まれていない、キャベツ特有のビタミンです。胃粘膜の再生や潰瘍を抑える効果があります。

ただ、新鮮なうちに生で食べないと摂取できないビタミンである、というのが注意点です。 熱を加えたり長時間水にさらしたりするだけでビタミンは半減してしまいますので、調理法も考えなくてはなりません。

この時期のキャベツの究極の食べ方は、買ってきたらすぐに生で食べきってしまう方法です。 千切りにしてサラダとして食べるのが、単純ですが最も賢い食べ方でしょう。 たまに居酒屋のお通しで見かけるように、キャベツをざく切りにしたものを、味噌、塩、マヨネーズなど好みの調味料を少しずつ付けながら食べるのも、お酒のつまみにちょうどいいですね。

スーパーで春キャベツを見かけたら、さっそく購入して、そのまま生でおいしくいただきましょう。
巻きがしっかりして、つやのあるもの、持った時にずっしりと重みが感じられるものを選ぶのがポイントですよ。

著者プロフィール

磯村 優貴恵

立教大学コミュニティ福祉学部卒業後、大学院では臨床心理学を学ぶ。その後、臨床心理士となり教育現場でのスクールカウンセラーとしての活動や、 EAPにおける産業カウンセリングに従事。メディカルサプリメント指導士・食育指導士の資格を取得するなど、栄養指導の知識も有し、心身両面からのメンタルサポートをモットーに活動中。