ヘルシーな豆腐料理は秋美容に不可欠!を紹介。サプリメント・健康のお得な情報。カラダにキク「サプリ」

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ヘルシーな豆腐料理は
秋美容に不可欠!

ヘルシーな豆腐料理は秋美容に不可欠!

馬肥ゆる秋……とはよく言ったもので、この時期は暑い夏を乗り越え、すくすくと成長した食物たちが実りと収穫を迎えます。
植物は私たち人間と違って、どんなに大変な環境下でも一度根を下ろした場所から移動することはできません。
そこで生き抜くためには自分自身が強くなることが唯一の手段。
だからこそ夏を乗り越えた秋の食べ物は一層美味しいのかもしれません。
そうやって生き抜いた命をいただくことの大切さ、感謝の気持ちを忘れずに実りの秋を堪能できたら身も心も綺麗になれるはず!
そんな「秋美容にオススメの食事第1弾」として、今回は豆腐を使ったヘルシーレシピをご紹介します。

豆腐は美人になるための王様的存在

豆腐と聞くとダイエット・ヘルシー・低カロリーという言葉を思い出される方も多いのではないでしょうか。
豆腐が優れているのは、確かにローカロリーな点ではありますが、なんといってもさまざまな栄養素が凝縮されているところ。
ここで豆腐に含まれる栄養素を改めてまとめてみましょう。

■木綿豆腐100g(1/3丁)当たりの栄養価■
エネルギー・・・72kcal
たんぱく質・・・6.6g
脂質・・・4.2g
炭水化物・・・1.6g
カルシウム・・・120㎎
マグネシウム・・・31㎎

豆腐の原料は「畑の肉」とも言われるほど栄養が豊富な大豆。
そのため、豆腐に加工されてもたんぱく質はきちんと含まれています。
豊富に含まれるたんぱく質は、お肌や髪の毛、爪を作る栄養素ですので、しっかり摂りたい栄養素です。

さらに日本人は不足しやすいといわれているカルシウムも100gで120mgと豊富に含まれており、これは牛乳100㏄とほぼ同じくらいの量に相当します。
ただし、絹ごし豆腐になると木綿豆腐と比べるとカロリーもより低くなります(100gあたり56kcal)が、カルシウムの量も1/3程度(43mg)になってしまいます。

カルシウムは特に女性に必須の栄養素です。
ホルモンバランスが大きくゆらぎやすい女性は、男性に比べてカルシウムの消費量(喪失量)も多く、不足している状態が続くと骨粗鬆症のリスクも高まってしまうからです。

また、カルシウムといえば、骨や歯の健康というイメージが大きいかもしれませんが、細胞の潤いを保つほか、眼の強膜という膜を丈夫にするのにも役立っていますし、神経を正常に保つ役割も果たしていて、全身でマルチに働いているのです。
カルシウムを補いたいけれど牛乳は苦手、という人はぜひ積極的に豆腐を食べてみてはいかがでしょうか。

豆腐は大きく絹ごし豆腐と木綿豆腐の2つに分けられますが、よりヘルシーに、そして舌触りが滑らかな方がいい時は絹ごし豆腐を、栄養をしっかり摂りたい、食べ応えがほしいという時は木綿豆腐を使うなど、使い分けることで食感や味の違いを楽しみましょう。

豆腐を使った秋のオススメレシピ
〜秋茄子と豆腐の和風ポタージュ〜

材料(2人分)

  • 茄子1本(100g)
  • だし汁150㏄
  • (A)木綿豆腐100g
  • (A)白味噌大さじ1/2
  • ごま油小さじ1
  • 白ごま(飾り用)少々

作り方

  • 1茄子はへたをとって1㎝の輪切りにし、塩水に5分ほどつけてあくを抜く。
  • 2フライパンにごま油をひき、中火にかけて水を切った①を炒める。両面に焼き色がついたらだし汁を加えて2~3分煮込む。
  • 3茄子に火が通ったら(A)と共にミキサーにかけて滑らかになるまで撹拌する。
  • 4器に盛って白ごまをちらす。

お料理&栄養ポイント

はじめにごま油で炒めることで風味良く仕上げることが出来ます。
白味噌がない場合は普通の合わせ味噌でも美味しくいただけます。
茄子の皮の部分の紫色の色素はナスニンによるもので、抗酸化作用があります。

疲れがたまりやすいこの時期には皮ごと食べることで疲れにくい体作りに役立ちます。
温かいままのポタージュは冷えた体を温めるにはもちろん、体調がすぐれない時にもオススメです。
冷めても美味しくいただけるポタージュなので、少し気温が高い日は冷蔵庫で冷やしてもOKです。

いかがでしたか。秋の旬野菜である茄子と豆腐を使った簡単レシピ、是非お試しくださいね。

著者プロフィール

磯村 優貴恵

管理栄養士・フードコーディネーター・薬膳インストラクター。ダイエット専門のサロンでの食事指導を経験後、料理人として3年間飲食店の厨房に立つ。現在は料理と器の相性を大切にし、美味しく、健康的な料理の開発や執筆に携わる。プロフィールを詳しく見る