健康補助食品とは?

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サプリメントの定義

サプリメントと健康食品の違いは?
サプリメントと医薬品の違いは?ここではそんな基本的なことを学びましょう

その1 サプリメントはあくまで食品

いまではおなじみの「サプリメント」という言葉ですが、ここではあえて「サプリメントとは?」について整理してみましょう。 サプリメントとは英語で「supplement」のことであり、日本語に訳すと「補足・追加」という名詞及び「補う、追加する」という動詞になります。私たち日本人が略して「サプリ」と呼んで意味するものの厳密な語源は、アメリカの食品区分の一つである「Dietary Supplement」です。

正式に訳せば「栄養(健康)補助食品」となります。私たちが「サプリメント」と言って意味するものは「栄養補助食品」のことなのです。サプリメントとは栄養を補助してくれる食品であり、食品ではあるものの一般的な食品とは違いがあるといえます。一体どんな違いかというと、特定の栄養素やハーブなどが錠剤や粉末などに加工され、手軽に摂取しやすい形をしているという点が挙げられます。

サプリメントは食品であるにも関わらずまるで薬のような感覚を抱く方がいますが、それは加工によって薬と似ている形状をしている商品が多いのが一因でしょう。しかし、サプリメントはあくまで食品なのです。ここをまずきちんと理解する必要があります。

その2 健康食品のなかに含まれるサプリメント

サプリメントとほぼ同義語で「健康食品」という言葉もあります。健康食品というと、サプリメントという表現と比較し、形状がより食品に近い印象をうけます。例えば、ビタミンCなどの錠剤やアミノ酸などの粉末は「サプリメント」と呼びたくなりますが、青汁やお茶系の商品などは「健康食品」と呼びたくなるのではないでしょうか。実際のところどちらも日ごろの食生活で不足しがちな栄養素を補給するための食品で大きな違いはありません。結局「サプリメント」と「健康食品」が意味するものは同じであり、商品の印象によって表現を使い分けているだけといえます。実際、日本では健康食品に関する法律上の定義はなく、広く健康の保持増進に資する食品として販売・利用されるもの全般を「健康食品」とまとめて呼び、そのなかには「サプリメント」も含まれているのです。ちなみに国が安全性や有効性を定めている「保健機能食品制度」というもののなかに、「栄養機能食品」と「特定保健用食品(トクホ商品)」が含まれていますが、これらももちろん食品です。