ほうれい線の原因と対処法について解説します。病気の原因や症状、対策方法まで、健康づくりに役立つさまざまな情報など。

気になる病気や症状がある場合は調べてみましょう。

【ほうれい線の原因と対処法】

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ほうれい線は顔のたるみのなかでも実はケアしやすいパーツで、適切な対応をコツコツ続ければ薄くなったり解消させたりすることが可能です。ほうれい線は年齢とともに誰にでもできるものではなく、実は個人差が大きくまったくできない人もいます。これは日常生活をどのように過ごしているかの違いにもよります。ほうれい線ケアを行えばほうれい線が薄くなるだけでなく、お顔全体のたるみや肌トラブルも解消され、確実に見た目年齢に差がつきます。


気になる目のたるみには2種類あります。一つが目の上、まぶたのたるみ。もう一つが目の下のたるみです。

ほうれい線も「まぶたのたるみ」や「目の下のたるみ」と同様、根本の原因は「表情筋の衰え」と「肌の乾燥」です。しかしほうれい線は目の周辺のたるみよりもきちんとしたお手入れを根気良く続けることで解消しやすいたるみです。たとえば口の中で舌を回す「舌回し」エクササイズで、ほうれい線を口の内側からアイロンを当てるよに刺激すると、それだけでも少しほうれい線がうすくなる場合もあります。そしてそれだけ表情筋が凝り固まっているということですから、表情筋が固定しないように食べるときにはよく噛む、きちんと口を開けて発音するといったことも日常で意識しましょう。またエステサロンでマッサージや保湿などのお手入れをしてもほうれい線は薄くなることがあります。これも表情筋の凝りが取れ、血流が良くなって顔全体が元気になったサインです。
ほうれい線も目のたるみも、年齢によって確実に現れるものではなく、個人差が大きいものです。年齢を重ねているのにほとんど気にならない人もいれば、若くてもたるんで疲れた印象の人もいます。つまり日々のお手入れや表情の癖が大きく影響しています。とくに顔の癖や使い方の癖は24時間のことですからとても大きく影響します。うつむきがちの姿勢で長時間いることが多い人は、デスクや椅子の高さを見直したり、スマホを使う際の姿勢にも気を配りましょう。無意識のうちに常に口角が下がっている人もその状態で表情は固定されてしまいますので、いつも口角を引き上げておきます。食事の際、いつも同じ側の歯で噛む癖がある方は、均等に噛むように意識します。こまめに顔のツボを刺激したり、お手入れの際にはマッサージと保湿を重ねることなど、努力をすればたるみはある程度解消するものです。ほうれい線を取る努力をするだけで顔全体のシミ、シワ、たるみも目立たなくなるという嬉しいおまけも得られます。是非今日からほうれい線対策をはじめましょう。

〜ほうれい線対策のために続けたい11のこと〜
□ 背筋を常に正しく伸ばし、肩の上に耳がくるようにする(うつむきの姿勢を減らす)
□ パソコンやスマホを使用する際は、目線の高さに設置する
□ パソコンやスマホの使用時間に制限を設けるか、こまめに目を休める。
□ 目のまわりのツボ押しや目の周りの表情筋エクササイズを行う
□ 口の周りのツボ押しや口の周りの表情筋エクササイズを行う(舌回しがおすすめ)
□ 口角を常にあげることを意識して癖にしてしまう
□ 保湿はヒアルロン酸やセラミド配合のものを内と外から行う
□ 食事はなるべく硬いものをよく噛んで食べる
□ 食事の際に、左右の歯を均等に使う
□ 口呼吸はやめていつも口を閉じておく
□ 寝るときの姿勢は仰向けで

ほうれい線対策をずっと続けている人といない人では1年後、5年後、10年後と時間が経つにつれ確実に大きな差になっていきます。11の対策事項はいずれも習慣にしてしまえば大変なことではありません。今日からさっそく始めましょう。

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【顔全体のたるみをもっと知る】